死という名のフラグを回収し始める
「じゃあ、俺達は燃えるもん見つけてくるぜ」
そう言って、ジャックスがスイフトとマイケルを連れて平原の方に向かった。
「イプーあのボロ屋燃やしていいかイプー」
「ヤプー盛大に燃やしちまおうヤプー」
イプーとヤプーが村の入口近くの民家を見ながら言った。
「ええい、緊急非常事態だ。しょうがない、住人も避難しているし、あの民家に隣接する建物もないし。厄災担当委員長の俺が責任を取ろう。イプー、ヤプー、もうガンガンに燃やしちゃって」
俺は焼けっぱちな気持ちで言った。民家一つで、村が救われるなら藁にもすがる思いだ。ちなみに燃えやすい藁でできてないかな、あの家。
「ヤプーじゃ、いくぜヤプー」
「イプーブォーイプー」
イプーとヤプーが民家に向けて火を吹いた。藁ではなく木でできた民家は、始めパチパチ後ゴウゴウと燃え始めた。
火の熱気が辺りを包みだす。
「イプーいい感じじゃねえかイプー」
「ヤプー火の粉が身に染みるぜヤプー」
イプーとヤプーは喜んでいる。
なんだか俺まで熱くなってきた。身体から汗が吹き出る。
「なんだか身体が熱くなってきた。私の闘志が燃え上がっている。力がみなぎる」
カマラの身体から湯気が出始めた。
その時だ。
「ギャー、ルバインだー」
「グァー」
「助けてくれー」
声の方向を見れば、ジャックス、スイフト、マイケルが身体中、佃煮海苔まみれの大男の黒い大剣に次々と一刀両断されていた。




