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襲来
「カンカンカンカンカンカンカンカンカンカン」
キルギス村に緊急を知らせる大きな鐘の音が鳴り響いた。
予想通り、来やがったか。
男爵の報せから6日目の昼前。
この間、村には超緊急非常事態宣言が出され、俺もマシュー君もハンターの仕事は休み、村で不測の事態に備えていた。
「遠目鏡にて10km程先に敵を確認。敵は全員、馬に乗っている。数は500はいるぞー盗賊王ルバイン確認ー村人は手順通り避難を開始してくれ。戦闘要員は至急配置についてくれー」
見張り台のマジックアイテム、メガ音から防衛団員スイフトの絶叫がこだました。
俺はマシュー君とともに夕暮れの子鹿亭を飛び出し、村の入口に急いだ。その間、俺の頭は高速回転していた。
騎兵500だと。予想より大分、数が多い。ルバインもいるか。盗賊どもの寄せ集めだと良いが。
こちらの戦力は増員した防衛団員80人とカールソン男爵が置いていった護衛隊20人、それと我が配下、五英雄。ハンター達は村人を山へ避難誘導するため戦闘には参加しない。
500対105の戦いか。こりゃあ、圧倒的に不利だな。
村の入口に到着すると、そこにはすでに共に戦う信頼できる仲間達が勢揃いしていた。
皆が俺を見ながら口を揃えて言った。
「「「どうする? レン !!!」」」




