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商談

 山田純太が厄災を告げてから2ヶ月がたった。未だ厄災は来ていない。当の山田純太は畑仕事で金を稼ぐと、死にたくないからと言ってメルカッドに旅立っていった。メルカッドで一旗上げるらしい。厄介な奴はいなくなった。


 今日はチヒロとの商談の日だ。


「佃煮海苔は珍しいから、1瓶銀貨2枚で販売する。あんたとあたいで儲けは半々だ。あたいのお得意さんに売るからね。で、とりあえず200瓶くらい作って欲しい。用意できるかい? 勝算はあるよ」


 チヒロが勝ち気な口調で言った。


「200瓶か、俺は10瓶作ると魔力枯渇になる。だがしかし、15分休めばまた10瓶作れる。200くらいはなんとかなるかな」


 俺は製造過程を想像しながら言った。


「じゃあ、この話はこれでいい。次に剣と弓矢と鎧の話だ。各50づつ揃えるって話だね」

「そうだね、なるべく良い品を頼みたいんだ。まとめて金貨1500枚でどうかなチヒロ? 」

「大商いじゃないか。あたいは天空神のゴッドチャイルド。腐敗した世界には墜とされてはないよ、任せときな。良品を探してやるよ。マシューとワルツでも踊って待ってな」

 

 チヒロが推定Cカップの胸を張りながら言った。


「なんかの歌詞のような返事だな。まあいいけど。とりあえず安心したよ」

 

 俺は複雑な気分で胸を撫で下ろした。


「あとね、レン。魔法使いのあんたにお似合いのマジックアイテムがあるんだけど。金貨300枚でどうだい? なんでも、魔力を溜められる品らしいが、暴走したら怖いってんで皆、相手にしないんだ。あんたのヘナチョコ魔法なら暴走してもたかが知れてるだろ」

 

ヘナチョコって昨今聞き慣れない言葉だな。


 眩暈がしちまうよ、チヒロさん。


常にオマージュ作品です。

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