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葬儀=人の死

 ハイゴブリン討伐の翌日、村の広場では大規模な葬儀が執り行われた。防衛団のウエインという若者が手当てのかいなく殉職したのだ。俺はマシュー君とともに葬儀に参列した。広場には800人以上の人々が集まっている。小さい村だ。村全体が家族のようなものなのだろう。絆は深い。

 広場の中央にウエインの亡骸が入った棺桶が置かれている。棺桶のまわりにはウエインの家族、防衛団長バルガス、副団長カマラが立ち、参列者達と言葉を交わしていた。


「皆、聞いてくれ。皆知ってると思うが、ウエインは気さくでひょうきんないい奴だった。腕っぷしはなかったが、防衛団の人気者で防衛団にはかかせない奴だった。今回、安全を考慮した作戦だったがあいつは運がなかったんだ。カマラの話じゃ、カマラを庇うために黒色ウルフの野郎に喰い付かれたらしい。カマラに惚れてたのかもしれねえな。普段そんなことしねえから、いざやるとこのザマだ。俺も散々、ウエインには酒の席で説教してたんだ、もっと鍛えろってな。そうしてりゃ、こんなことにはならなかった。俺が奴をもっと鍛えてればなあ。まあ、つべこべ言っても始まらねえ。人間死ぬとその魂は天から地に行くって言うじゃねえか。あいつのことだ、また楽しく生まれてくるだろうよ。俺も沢山、ウエインには笑わせてもらった。本当に感謝している。ありがとうな、ウエイン」


 バルガスはボロボロと泣いていた。


 気付けば俺もマシュー君も泣いていた。

皆様、ここまで読んで頂きありがとうございます。一応、ここで一区切りです。本当はここで途中完結しようかなと思ったのですが、楽しんでくださる方がいらっしゃるのではないかという期待を持ちまして、最終構想までなんとか頑張りたいと思います。

始めて書く小説ということもあり、当初の予定よりかなりコメディタッチになってしまいました。


応援してくださると執筆意欲がもりもりと湧いてまいりますのでよろしくお願い致します。

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