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満天の星空

完結まで頑張りたいと思います。

 制裁からしばらく時がたった。

 

 俺は草むらに寝そべり、さっきの屈辱について思い出していた。

 俺、29年間生きてきて尻なんて叩かれたことなんてあったけ。父さんも母さんも優しい人柄だ。体罰なんて俺にはしなかった。

 あーそういえば、父さん母さん元気かなー1ヶ月くらい会ってないな。心配してるだろうなー

 二人の顔を思い浮かべると感傷的な気分になる。

 心配症な二人のことだ、警察に行方不明者の捜索願い出してるんだろうな。探偵とかも雇っているかもしれない。あの二人ならやりかねない。両親は俺のこと大好きなのだ。

 

 そういえば俺、工場で働いている最中に転移してるんだよな。どうケリつけたんだろ人間消失。まあ、俺がいなくなっても大丈夫だろうけど。俺、ただの派遣社員だし。ラインの補充ならいくらでもきく。派遣転移か。むしろ無職の方がさらに言えば転生であれば華開いたかもしれん。旬だから。


「あーあ」

 

 頭の中をぐるぐるといろんな感情が駆け巡る。


 「どうしたんですか、レンさん。ため息なんてついて。元気出して下さいよ。さっきのに懲りてもういたずらやめたらいいだけです」

 

 マシュー君が俺の隣に寝そべりながら言った。


「そうだね、流石に懲りたよ俺も」

 

 そう言って俺は夜空を見上げた。


 夜空にはキラキラ光る満天の星空。


 綺麗だ。 

 澄んだ空気を吸い込む。

 ここは異世界。

 俺は実感した。


「マシュー君、ちなみに星に名前とかってあるの?」

「ありますよ、まあ地方によって呼び方違うみたいですけどね」

「例えばあれは?」

「ああ、あれはスコーピオンですね」

「ふーん、じゃああれは?」

「スバルですね」

「笑えないな、あんま」


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