第一章残留物②
「うちの生徒が本当に申し訳ないことを.....子供がしたことなので穏便に.......」
事を大きくしたくない校長と何処かよどよどしい雰囲気を出す まぁそれもそうだなぁと
確信できる。 私の今いる場所は、この地域の中でも いや正直言ったところ都内でも数少ない幼小中高大の一貫の私立の学校である。 しかも 私立なので正直に言ったら金持ちのボンボンが集まる学校 変な噂が立てば、来年の募集数に少なからず影響するからだ。
茜は、時計を見るやいなやわざとらしく「ゴホン」と大きく咳払いをした。
「あー そう言えば、もうそろそろお時間ですね早く体育館の方に通して下さい」
半分脅しと捉えることが出来る口調で茜は、そう言う。
「はぁ なるべく穏便に....お願いしますよ」と
呆れた顔で茜に言う校長だった。
そう無理もないなぁー。 一応防犯カメラを後日見せた上で 問題生徒の学年だけ召集と言うのが限度らしい まぁ一応最大限出来る譲歩らしいが 果たして犯人は、見つかるの
だろうか? まぁ正直期待は、していないけど.....茜の悪い癖と言うか一種の好奇心と言う名の薬物は、もう既に誰にも止めることが出来ない そうして同じ学年の生徒が集められた体育館へ向かう校長と茜だった。




