プロローグ
譚紡と申します!(ものがたりつむぐではありません)
初投稿作品となります。
語彙力、文章力共に稚拙なところがあると思いますが最後まで読んでいただけると大変嬉しいです。
それではお楽しみください!
魔法歴元年
いきとしいける生物はみな魔力を獲得した。それにより、獣は人に近い知能を有するようになり、人も獣も鬼や妖精などと言ったこれまで見ることが出来なかった種と交流するに至った。最初はどの種も争いを恐れそれぞれのやり方に干渉せずに暮らしていた。しかし、多少の衝突はあったものの、恐れていたような大きな争いは起こらなかった。そして、互いの生活水準向上のため、種族間での交流も盛んになっていった。
魔法歴21xx年
この世界で暮らす種達には特定の名が付けられるようになりそれぞれ
人族<ヒューマン>、獣人族<ビースト>、妖精族<エルフ>、鬼人族<オーガ>
と呼ばれるようになった。
そしてここ、エタス・エンパイアはヒューマンが治める多種族国家の国である。広大な領地の南側と東側が海に面しており、北には230メル(1メルで1.3㎞ほど)
ほどに渡り山脈が国境に沿うようにあり、山脈を超えた先にはタルス・エンパイアがある。また西側には地続きでミルス・エンパイアと隣接している。国境の西側は南側は海が入り込む入り組んだ地形をしており、北寄りになると山脈の影響で起伏の大きな場所が多く続く。エタス・エンパイア国内には大小合わせて数十の川も流れており、自然にも恵まれた国だ。国の中心部に位置する首都のヴァレフォルでは都市の名前にもなっている商業を司る精霊ヴァレフォルが守護するとされている都市で、中心街は多くの商人達で賑わっていた。
そんなヴァレフォルで何不自由なく暮らしている1人の少年がこの世界の運命を握ることになるとは誰も知らないのであった……
ここまで読んでくださりありがとうございます。初執筆、初投稿の作品ということもあり中々に読みづらいものだったと思いますが、ここまで読んで頂いた皆さんには本当に感謝しております。つきましては、ぜひ感想で改善点等教えて頂けると今後の活動の糧になりますのでよろしくお願いします。
今後あとがきには作品の振り返りを書いていこうと思いますのでこちらも楽しみにしていただけると幸いです。