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4 今の私

 いつか連日投稿できるようになりたいです……。

 短いです。


 フェレールはフィレーネに統一しています。申し訳ありません。


それから五年間で思い出せたことはごくわずか。

 それもそのはず、私は普通の子供としての仕事を目一杯に取り組んでいたから、他のことに費やす時間はほとんどなかった。ふとした瞬間に思い出し、たまに思い返すくらいだ。

 思い出したのは大きく二つ。「私」は「フィレーネ」にとっての前世のようなものだということ。しかし、時間が来たら「私」は「フィレーネ」から出て行くため、正確にはちょっと違うかもしれないけど。

 そしてもう一つは、私の知ってる「フィレーネ」が出てくる物語は前世で言う所の乙女ゲームで、フィレーネは所謂悪役令嬢の立ち位置だったこと。それに伴って物語中のフィレーネに取り巻く環境、大まかな話の流れを思い出した。

 アルベルト国において、王族の次にあたるラベルト公爵家の長子として蝶よ花よと育てられたフィレーネは、テンプレ通りに高飛車で我が儘令嬢として登場する。その威力はとても強く、フィレーネの父親が愛娘を溺愛しどんなわがままも受け入れてしまうことで、王族でも簡単に止めることは難しいほどだ。そういった環境が、フィレーネに何を言っても許される立場なのだと思いこませ、彼女の行動に拍車をかけた。

 乙女ゲームに出てくるキャラの名前とかの固有名詞は思い浮かばないが、キャラの特徴とあらすじはわかる。

 主人公である少女は学園入学年齢の年に現世からトリップしてきて学園に入学し、様々な男子生徒たちと絆を作り卒業するまでの時間をえがいている。

 卒業するときハッピーエンドなら各キャラとの結婚で、友情エンドなら戦友や相棒のようになり、バッドエンドでは各キャラからの辛辣な言葉とともに難癖付けられ牢屋行きか、最悪殺害されるエンドもあった。

 もちろん悪役たるフィレーネの末路は悲惨なものが多いだろうが、詳細は霞がかったように思い出すことができない。そこまでには「私」がフィレーネからいなくなっているからかもしれない。そもそも、いつまでここにいるか分からない私は、計画を立てて悪役を回避しようとしたところでどこまでできるか分からないのだから、計画の立てようがない。

「それなら、せっかくだから、期限いっぱい楽しもうっと」

というのが私の出した結論である。

 幸い、同時に思い出した攻略対象のキャラクターを考えると、苦労はしても退屈はしなさそうだ。昔から、退屈しないことが一番だと思っているので、とても嬉しい誤算だ。


 攻略対象は当初五人。隠しキャラが加わって合計六人。王道な俺様王子にクールで毒舌な秀才、幼馴染系商家の継嗣に最年少騎士、不思議ちゃん弟王子、隠しキャラは学園の長である。

 というざっくりとしたキャラクターは把握しているが、どうしてそういう性格なのかといった詳細なエピソードは何も思い出せない。ハッキリ言ってこれでは悪役回避どころではない。でも、王子はフィレーネの婚約者なのだからきっと会える。刺激に満ちた生活を期待して、フィレーネは眠りについた。


 更新することを重視して短くなってしまいました。申し訳ありません。

 次からやっと1話の時系列に合流します。


 ここまでお読みいただきありがとうございました。

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