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30歳会社員、電車で轢かれてしまいました。

俺、橘浩太たちばなこうたは大学卒業後、やっとの思いで就職した会社はブラックでした。

一人分にしてはあまりにも多い仕事量、サービス残業、休日出勤は当たり前

本日も絶賛9連勤中。

そんな生活を続けてはや7年

やっと今日中の仕事を終え終電を待っていると、俺と同じ社畜臭を漂わせている青年を発見した。

いかにも寝てないですみたいな虚ろな目をしていた。

青年が気になりなんとなく眺めていると、線路の奥から電車のライトが見えてきた。

すると青年は、フラフラと線路の方へ倒れていった。どうやら意識が無くなっているらしい。

とっさに青年の腕を掴み自分の方へ引っ張ると反動でまさかの自分が線路へと投げ出されてしまった。


あ、これ死亡フラグ。てかもう死ぬじゃん。

あーあ、積みゲーまだ消化してないのに。

あのRPGゲーム楽しみにしてたのにな。

そんな事を考えながら走馬灯のように学生時代を思い出していた。

学生時代は毎日ゲームしてたのに、就職してからはとんだ社畜人生だったな。

どんどん意識が遠くなる。今度生まれるときはニートになって毎日ゲームしてやろう。






目が覚めると 雲一つない晴天と一緒に見知らぬおじさんとおばさんが号泣している姿が目に飛び込んできた。

知らない人のあまりの号泣ぶりに寝たふりをする。


やっぱり俺死んだんだな。これって幽霊ってやつかな?

幽霊って本当にいるんだなー。

なんて呑気に考えていた。


次第に泣き声が遠くなっていく。


ああ、お別れの時が来たのかな?バイバイ、見知らぬおじさんおばさん

俺のために泣いてくれてありがとう


少しすると微妙にお尻が冷たく感じる。


え、ちょ、ま、この年にしてお漏らし?

てか幽霊って漏らせるもの?


慌てて体を起こすと藁の様な干し草で編まれた船の上に乗せられ海を漂っていた。

予想もできない状態に一瞬フリーズしアンバランスな船に立ち辺りを見回した。

すると背後にさっきまで号泣していたおじさんおばさんがポカンと口を開けているではないか。

それと同時に心臓の鼓動が早まっていくのを感じる。


ここは一体どこなのだろうか?

間違いなく日本ではない、南の島?むしろ地球?

そんな疑問とは裏腹に、目の前には小さい頃から慣れ親しんだ景色が広がっていた。

いや、訂正しよう。

目の前に広がるのは小さい頃から()()()()に慣れ親しんだ様な景色


どうやら俺は異世界に転生してしまったようだ。

初めての投稿です。

小説って難しいですね・・・

ゆったり更新していきたいと思います。

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