序章
気が向いたら書く感じなんで、
ストーリー滅茶苦茶になるだろうし、
期待しないで読んで。
こんな言葉がある。
「善を為すも、その益を見ざるは草裡の東瓜の如し」
中国の古典の一つ、"菜根譚"の一部分に書いてある文だ。
「善い行いをしても、その結果は、すぐには見えない。それは、たとえるなら草むらの中の瓜が育っているのが見えにくいのと同じだ。」という意味である。
人は努力してもすぐ結果が出なければ諦めてしまうようだ。しかし、少しずつ大きくなりゆく結果が見えた者は、諦めずに物事を続け、ほかの人がたどり着けなかった結果に行き着く。
しかし、人とは愚かな生き物なのだ。
「毒を以て毒を制す」
悪に対して別の悪で対抗する事。悪人に対して悪人に対抗する。
そんな感じの意味になる。
この考え方は時に良い時もあるだろうが、自分としては「それは違う」と思うことが時にある。
悪い人に対して悪いことをしていては、自分の方が悪人ではないのか?それは取り締まらなくていいのか?と思う。
この考えは自分の個人的な考えだから批判されたくないし、ほかの人に分かってほしいわけじゃない。でも、他の人にも覚えていて欲しい。
「世界に全く同じ人間なんていない。」
顔の形や性格が違うように、考え方だって違うのだ。
天はこの地に同じ人は創らない。それはとても美しいことだと思う。
ーーーーこれはそんな世間とは一変変わった考えを持つ一人の少年の物語。