表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/6

第一章 第一節(8/14(土))

新千歳空港ロビーで声を出した翔太は高校一年生。二年前に北海道から東京へ引っ越した。東京へ引っ越してからは初めての北海道。

実は父親と来道する予定だったのだが、急に仕事が入り、彼一人で行くことになった。

到着ロビーに居てもアレなので札幌へ向かうことにした。

新千歳空港駅でJR北海道が販売している一日券を購入してホームへ。ホームには既に乗車する列車が停まっている。3899M札幌・旭川行き快速エアポート143号。このエアポートは札幌からはL特急スーパーカムイ23号となって旭川へと向かう列車だ。

「789のHL-1001か…」と呟きながらメモ帳に編成番号を書き込んで1号車の座席に座った。

列車は14:18。定刻で発車した。が、3分程で南千歳へ到着してしまった。翔太はうっかり「早っ!!」と思ってしまったが…(笑)

ちなみに4号車は指定席だ。翔太は何度か乗ったことがある。

列車は37分で新千歳空港~札幌を走破した。14:55。定着だ。

5番ホームに降りた翔太は苗穂へ行くために急いで9番線へ移動した。

3439M岩見沢行き普通列車。苗穂までは僅か一駅。時間にすると3分。

「えっと…編成は733のB-104か…新車だな」と写真を撮りながらメモをしていると見覚えがある人が乗務員室から出てきた。

「おーっ!!翔太君じゃないか!!」ん??この声は…

「えーと…由依の、父ですか?」

「そうだよ。お久し振りだね、翔太君。」

「あ、お久し振りです!」声をかけてきた運転士は翔太の友達の由依の父親、白鳥 和幸だった。

「いやーっ、懐かしいねぇ…」

「そうですね…あっ!」と、翔太はあることを言ってみた。

「由依…呼べますか?」すると、和幸は

「その事なんだけど、朝早くに翔太君のお父さんから電話が来て、その事を由依に言ったら「今日の夜に札幌行く!!!」って言ってたなぁ…」ヤッター!!!由依が来てくれる!!!!!!!

「ほ…本当ですか!?」

「あぁ、本当だよ」

「あ、ありがとうございます!!」

「お、もうそろそろ発車時間だ。録るのかい?」

「はい、録ります」

「じゃあ、頑張っちゃおっ(笑)」と言って運転席へと戻った。翔太は車内へ入り、乗務員室の前でビデオカメラを構えた。

列車は15:03。定刻で発車した。が、僅か3分。すぐに"まもなく、苗穂、苗穂です。出口は右側です。"と、放送が流れ、15:06。定刻で苗穂に到着した。列車は停目ピッタリに停まった。

降りて改札へ行こうとすると和幸が、「撮影頑張れよ!!」と言ってくれた。さて、これから二時間。撮影三昧だ。

駅の改札を抜け、まず向かったのは苗穂駅からちょっと札幌方へ歩いた所にある跨線橋だ。ここから苗穂工場が一望できる。

ちなみに留置線にはS-104編成とS-115編成、本線側にはキハ141-5・6兄弟が、解体線にはキハ183-501とS-901編成、ED79やDD51が、別の留置線には北斗で使用されているキハ183の姿も…

この列車達に見とれていると…

「おう!!翔太久し振り!!」と、後ろから声が聞こえた。

「うわっ!?誰だよ!!」と、翔太が言うと

「は?忘れたのかよ。俺だよ、俺――。」


第一章第二節へ続く。

とりあえず小説初投稿ですwまずひとつ…



分かりにくくて、ごめんなさい…




所々に専門用語や列車の形式が出てしまっています…が、後々ひとまとまりで解説を投稿するのでもう少しお待ちください…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ