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ブラック企業の元社員ののんびり田舎生活~けどテイムしたモンスターが特殊でのんびりできねぇ!?~  作者: ドラゴロイド


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第85話 全員での泊りとストーカー野郎の現状

まさかの全員での泊りが確定した夜。

俺と健太は夕食の買い出しをしていた。


「今日は何にするんだ?」

「今日は肉じゃがだって。それで材料が4人分しか買っていなかったから追加で買うってことだ」

「4人もいない気が・・・」

「オニキスとシラユキの分だ」


シエルは牛乳を飲むことが多く、ナイトは鳥の餌を好む。

オニキスとシラユキはなんでも食べれるので、俺が食べている料理を一緒に食べることが増えたんだよな。


「なるほどな・・・しかし、高校のマドンナと同居はなかなかだな」

「同居っていうよりは避難だけどな」

「しかし、その男もヤバいけど、それを放置している会社が一番ヤバいだろ」

「社長の親戚だから、他の社員は下手なこと言えないんだとよ。しかも、質の悪いことに証拠をうまく隠しているらしい」

「そういう奴ほど、卑怯な手を思いつくもんだよな」

「協会の次にこんなことに巻き込まれるとは思ってみなかったよ」

「その協会の会長が新しく決まったらしくてな」

「もしかして・・・相馬さんか?」

「そうだ」


S級探索者の相馬さんが会長になり、組織を再編成しているらしい。


「ダンジョンの素材を取引している会社たちが協会のスポンサーになって、政府を追い出したんだとよ」

「学校とかも変わるのかね?」

「そうらしいぞ。コネで入ってやりたい放題している奴らも摘発しているらしい」

「そっか」


それなら、静岡ダンジョンであった3人娘も問題なく学校で学べれるだろうな。


「・・・まさか岐阜にいるとはな」

「社長が色々物件を探してくれてな。ここの家の方が広くて快適なんだよ」

「ってことは前に住んでいた家は?」

「相続を親父に戻して、その分のお金は全部払ったぞ」

「なるほどな・・・そっか、会社に所属しているから税とかは問題ないんだっけ?」

「そうだね。健太は確定申告とかはやっているんだよな」

「おぅ。・・・ってこんな話をしている場合じゃないな」

「さっさと買い物を終わらせないと・・・って瑠莉奈から早く帰ってこいってメールが来た」

「急ぐか」


ってことで一旦買い物を終わらせることにシフトするのだった。

その後、


「お前も来てたんかい」

「久しぶり遥人」

「健太は久しぶりだな。・・・俺が来たのは足立先輩のストーカー関連な」


と遥人が家に来ていたのだった。


「夕食は?」

「・・・スマン」

「俺と健太のを分けるか」

「そうだな」


と足立先輩と俺と翠が夕食の準備をしつつ、瑠莉奈と健太と遥人が俺のSw〇tchを使って配管工のおじさんたちがカートで勝負するゲームで遊んでいた(真奈美と従魔たちは見学)。

夕食終了後、真奈美と瑠莉奈が風呂に入っている間、遥人からストーカー野郎の現状を聞くことに。


「遥人が情報持ってきたんだ」

「社長と東城さんから頼まれてな」

「それで・・・どうなんだ今のところ?」

「今のところ、ここがバレたって感じはないが、足立先輩が実家にいないことは察しているらしくて、山梨県内を探し回っているらしい」

「平日もか?」

「平日は探偵を雇っているらしくてな。偶々、見つけた時に聞いたら、『依頼者から婚約者が結婚資金を盗んで逃げたから探してほしいと依頼を受けまして』って」

「っ!?」

「完全に嘘じゃない!?」

「それで遥人は?」

「何も言わないようにした。ここで下手なことを言うのは得策じゃないって思ってな」


確かに。否定したらどこにいるのか知っているって付け狙われる可能性があるからな。そうなったら詰みだな。


「土日は本人も協力して探しているんだとよ」

「ここまでくると執念が凄いな」

「感心している場合!?」

「だが、ここまで探すのは難しいんじゃないか?」

「分からん。けど、今のところは大丈夫だと思う。問題は」

「その男をどうやって捕まえるかってことか」

「そうなんだよな。あの男をどうにかしないと足立先輩が安心できないだろ」

「本当にみんなごめんなさいね。私のせいで」

「唯華先輩は悪くないですよ。悪いのはストーカーですって」

「そうですよ先輩」

「けど・・・実際どうすればいいかだよな」

「その男のやらかしをどこかしらで見つけないと・・・って何!?」

「どうしたんだ?遥人」

「これ見ろよ」


と遥人が見せたのは何と・・・足立先輩が飯を食べている写真と「この女性を探しています。私の婚約者なのですが、現在失踪していまして、知っている人がいましたら、このアカウントにメッセージを送って下さい」っと。


「ヤバすぎるだろ!?」

「この写真って・・・先輩は記憶にありますか?」

「・・・まったくないわ」

「ってことは盗撮かよ」

「それだけじゃねえよ。他人の人の写真を上げるのは肖像権の侵害なんじゃねえか!!」

「だから、文脈に婚約者っていれているんだろうけど・・・これは酷いな」

ヒンヒン

ぽよん

「シエルとオニキスが慰めている」

「ありがとうね2人とも」

「・・・あっ!?社長から連絡がきた!!」

「社長は何て?」


『私の方でも色々動いた。どうやらこの男は反社とも付き合いがあるらしい。証拠をどんどんそろえていくからもう少し我慢してほしい』


とのことだ。


「社長が証拠を押さえるのを待つしかないのかもな」

「けど、このままじゃあ唯華先輩はまともに外で出られないのでは?」

「それでこのアイテムの出番だ」

「これは?」


遥人が取り出したアイテム、それは・・・


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