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ブラック企業の元社員ののんびり田舎生活~けどテイムしたモンスターが特殊でのんびりできねぇ!?~  作者: ドラゴロイド


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第72話 社長からの提案といざ引っ越しへ

『なるほど・・・協会が君の周りを嗅ぎまわっているんだね』

「そうですね・・・どうしますか?社長」


俺は協会が周りを嗅ぎまわっていることを社長に報告していた。

この問題は俺自身の手でなんとかできるわけがない。

どんなに強い従魔がいて、頼れる会社に所属していたとしても、

より強い権力の前には意味をなさないのだ。


「今は小夜さんが俺の情報を止めていて、親についても偶々翠がいてくれたので回避することができましたが、これがずっと続くのさすがにと思いまして」

『確かにね。ギルドに不審な人物はいなかったかい?』

「・・・いや、いなかったです」

『ギルドに行くときは気を付けたほうがいいかもしれないね。もしかしたら、待ち伏せしている可能性が出てくるかもね』

「そこまでするんですか!?」

『今の協会ならしてくる可能性が高いだろうし、後をつけてきている可能性も』

「・・・それはもうストーカーじゃないですか」


そこまでやるのか今の協会は!?そこまでやってくるとは思わないよ普通は。


ヒン?

ピィ?

「これからの行動は慎重に動いた方がいいですよね」

『それで実は君に良い話があるんだ』

「良い話ですか?」

『実はね・・・』


どうやら社長が引っ越し先を秘書の流川さんと一緒に探してくれていたんだが、

社長の知り合いの人で田舎に住んでいる親族が今度引っ越しするから家が空いていると連絡があったんだと。


その下見を昨日行ったらしく、ここなら協会にはバレないだろうと考えたらしく、

その家を格安で購入してくれたらしい。


「格安で購入できたんですか?」

『結構な古民家だからね。ある程度のリフォームは必要だけどどうかな?』

「一度、見に行ってもいいですか?」


ということでその家がある場所に明日向かうことに。

どんな家なんだろうなぁ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次の日。


「ここが」

「どうだい?」

「これのどこが古民家なんですか!?」


結構いい家だと思うし、まさかの2階建てなんだが。


「中も見てみるかい?」

「お願いします」


ということで中を見ると、確かに古民家らしく床の所々がはがれているな。

壁もボロボロなところもある。外見は良いが中身は悪いってことだな。


「キッチンとかは綺麗ですね」

「キッチン・お風呂・洗面台・トイレは綺麗にしてくれたみたいだね」

「・・・結構十分だと思いますが」


結構綺麗にしてくれたんだな。

前の家よりも庭は狭いけど十分だろ。

後はリフォームだな。どこか頼めるところあるかな?


「リフォームの業者には私が頼んでいてね。もう来てくれていると思うが・・・キタキタ」

「至れり尽くせりで本当に申し訳ありません。さすがに払いますよ」

「ここは私が払うからね。その分配信で稼いでくれたらOKだよ」パチッ


とウインクをした社長を見て、本当にこの会社に入ってよかったと思う。

流川さんも頷いてくれているし、より配信を頑張ろうと思う。


「しかし、ここまで協会は追ってきますかね?」

「波多野君の従魔は結構トレンドに入っているからね」


俺が今日の従魔の1日を写真でアップしているのが、大体トレンドの10位以内に入っているんだよね。協会としては良い宣伝に使えると思っているだろうしな。


「まさかの岐阜とは思わないと思いますけどね」


そう。今俺たちがいるのは岐阜県不破郡垂井町だ。

岐阜県の町の中に近い場所だが、家は山の方にある。


「結構入り組んでいるところですよね」

「それでも、向こうは死に物狂いで特定しようと動くだろうけどね」

「地獄ですねもう」

「だから、岐阜ギルドに行くときは、従魔の子たちはバッグに入れたりして隠した方がいいかもね。じゃないと」

「ここがバレる可能性があるってことですもんね」

「そういうことだよ」


う~~~ん。結局いつも通りな気がするよね。これだと。

後、従魔が外に出て遊ぶ時も気を付けたほうがいいよな。

近所の人とかにバレて口コミで広がる恐れもあるからな。


「それとね。小夜ちゃんがこっちに就職することになったよ」

「小夜さんがですか?」

「高橋小夜さんも協会から圧力をかけられたみたいで、抵抗してくれていたんだがね。他の受付嬢が君の情報の一部を勝手に渡したそうだよ」

「それは・・・」

「小夜ちゃんがだいぶ責められたみたいで、私に連絡があったんだよね」

「それでスカウトも行った形ですね」

「そうなんですか・・・」


俺のせいかもしれないなそれは。


「君のせいじゃないよ。一番悪いのは権力使ってやりたい放題している馬鹿どもだろうからね」

「はい。波多野さんが思い詰める必要はありません。高橋さんもあなたのことを悪く言っていなかったので」

「そう言っていただけると嬉しいですね」


まさかの話にはなったが、これから俺たちはここに住むことになる。

社長はナイトをめでて、流川さんはシラユキを撫でて帰っていった。


「これからはなるべく小さい声でお願いな。頑張るぞ」

ヒン

ぽよん

ワン

ピィ


この生活から抜け出したいよな・・・こうなったらちょっとやってみるか。


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― 新着の感想 ―
これもう内政干渉やむなしレベルでアメリカに打診する人も出ておかしくなさそうなほどヤバイな
確かに海外の方がまだ安全かもしれないね まあ、ピンキリではあるけど
いや、この時点で海外に行ったほうがいいでしょ。根本的とまではいかないけど、協会が手出しできなくなる手段があるのになんでしないの?
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