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ブラック企業の元社員ののんびり田舎生活~けどテイムしたモンスターが特殊でのんびりできねぇ!?~  作者: ドラゴロイド


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第31話 従姉妹の泊りと幼馴染襲来!?

叔父さんとの通話が終わった俺は居間のほうに戻った。


「シエルちゃん。気持ちいい?」

ヒンヒン♪

「オニキスちゃん。本当に何でも食べれるんだね?凄いよ」

ぽよん♪


う~~~ん、凄いまったりな空間ができているよ。


真奈美がシエルのブラッシングをしていて、瑠莉奈が自分たちが寝る用の布団の掃除をしたオニキスを褒めていた。


「優馬さん。お父さんはなんて言ってましたか?」

「お前のことを信じるからなと念を押されたよ」

「優兄にそんなことをする度胸がないのにね」

「・・・それはどういう意味で言っているのかなぁ。瑠莉奈?」


俺だって成人の男なんだがなぁ。意識されていないのはそれはそれでちょっとって思うぞ。


「優兄こそ、私たちのことを女性として意識しているの?」

「っ!?」

「お前たちを意識・・・ダメだな。小さい時の思い出が強くてな。妹のようにしか見えないや」

「ほらぁ~~~。私たちを昔の小さいときの印象しか持っていなんじゃん!?」

「うぐっ!?・・・仕方ないだろ。お前たちからお兄ちゃんって言われ続けられたらな」

「それは・・・そうだけど」


それでも、「優馬おにいちゃん」「優兄」って言われているからな。どうしても、俺は2人を妹のようにしか見えないし、異性として意識できない部分が多い。


「・・・お姉ちゃん。道のり長いよこれじゃ」

「・・・それでも頑張る」


とこそこそ話している2人を見つつ、


「まぁ、俺のことが好きだとしても、お前たちは若いんだから、もっといい人に出会えるって。それじゃあ夕食の準備するか」


と俺は台所に向かった。


「私も手伝います」

「真奈美は座ってていいよ。お客さんだから」

「それでも・・・手伝わせてください」


と真奈美から強い意志を受け、一緒に料理をすることに。

その際。


「傍から見ると夫婦みたいだね~~シエルちゃん」


って瑠莉奈が言うもんだから、真奈美が顔を真っ赤にして危うく自分の指を切ろうとしたのには冷や冷やしたよ。


その後、愛の鉄拳をくらう瑠莉奈だった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・


夕食を食べ終わり(シエルとオニキスの大食いに2人は目が点となっていた)、先に2人をお風呂に入ってもらった俺は皿洗いが終わり、ゆっくりテレビを見ていた。


テレビではA級探索者パーティーが東京の赤坂ダンジョンの30層以降の攻略方法が流れていた。


テレビの番組で探索者専門のチャンネルが存在し、ダンジョンの情報やモンスターの特性、高いランクのパーティーによる攻略講習が流れる。


ここで1つ疑問に思うことがあるだろう。それはダンジョンはどこまであるのか?最下層は存在するのか?だ。

答えは「No」だ。

未だに世界でダンジョンが踏破された記録はない。世界で最高がアメリカの探索者が到達した84層。日本の最高がS級探索者を含んだパーティーが到達した75層だ。


下層に行けば行くほど、化け物じみたモンスターが四方からやってくる以上、一気に攻略することが難しいんだとか。


ちなみに、田舎のダンジョンはどこも同じぐらいしか攻略されていなく、30~40あたりで止まっているんだとか(甲府ダンジョンは36層が最高)。


俺としては、いのちだいじにを掲げている以上、余り無理したくないので挑もうと思わない。


「優兄!!上がったよ」

「おぅ!!」


どうやら従姉妹たちがお風呂を出た報告を受けて、風呂の準備に入る。


「シエル!!オニキス!!風呂に入るぞ」

ヒン♪

ぽよん♪


ペットの中には風呂が苦手なペットもいると聞くが、従魔である彼女らはお風呂が大好物なんだよな。


「シエルちゃんたちも一緒なんですか」

「あぁ。お風呂が大好きみたいでな」

「私も一緒に入りたかった!!」


と瑠莉奈から羨望の目でじっと見られているのを流しつつ一緒に入るのだった。

俺が上がった後、2人の学校の話を聞きつつ、寝床に着くのだった。


寝る場所としては、俺が居間で2人が個室の部屋で寝ることに。真奈美がオニキスと、瑠莉奈がシエルと一緒に寝るそうだ。


こうして1日が過ぎるのだった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


次の日。


俺は朝早くに起きて朝食の準備をしていた。今日は平日で2人は学校がある。そのための準備をしていた時だった。


ピンポ~~~ン


と玄関のチャイムが鳴った。こんな朝早くから誰だろう?


「は~~~い」

「・・・久しぶりね。ユウ」

「・・・翠か?」


俺の目の前に立っていたのは、小~高校までの幼馴染である久保田翠(くぼたみどり)だ。


こんな時間に何の用なんだ?


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連載中・・・27位

全て・・・65位

ローファンタジー部門

日間 連載中・・・15位

日間 すべて・・・21位

週間 連載中・・・36位

週間 すべて・・・42位


とランクインしていました。

応援や評価を付けてくれた読者の方々、本当にありがとうございます!!

これからも投稿は続けていくので、応援のほどよろしくお願いします!!

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