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ブラック企業の元社員ののんびり田舎生活~けどテイムしたモンスターが特殊でのんびりできねぇ!?~  作者: ドラゴロイド


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第17話 テイムスキルについて

健太からの情報を聞いて、俺はなるべく外に出る時は初日に探索したときの恰好はしないようにした。って言っても、紺のジーパンに白のTシャツに青のジャケットの恰好を当時していた俺はこの服をまともに着れないことにため息をついた。


「初めてのボーナスで買ったお気に入りなのになぁ~~~」

ヒヒン?

「慰めてくれるのか?・・・ありがとなシエル」


めっちゃ落ち込んでいた俺をシエルは心配してくれたみたいだな。この1週間は濃ゆいな本当に。


「さぁてと、またダンジョンに行くわけだが・・・1つ気になることがあるんだよな」


気になることそれは・・・俺のスキルだ。探索者のステータスはゲームでいう数値みたいなのはなく、スキルだけが載っている。が、そのスキルにはレベルがあるみたいで、例えで言うなら、火属性の魔法スキルを持っている場合は「火属性Ⅰ」となり、

レベルを上げると「火属性Ⅱ」になるみたいに。


だが、俺のスキルのテイムはそれがないんだよな。これが本当にどういうスキルなのか俺には分からない。なんせ世界で初めて発現したスキルだからな。


「もしかして・・・テイムに制限がないのかな?」


それだったら魅力的だが・・・もし、スキルに制限があった場合のことを考えるとねぇ。どうなるか本当に分からんな。


「とりあえず・・・一度探索者ギルドに相談してみるか」


ということで、ラフな格好でシエルを乗せて探索者ギルドに向かうのだった。


・・・・・・・・・・・・・・・・


これは・・・マジで健太の言うとおりになったな。


「どこにいるんだ?その探索者は?」

「肩に馬のような生き物が乗っている人はいないよ」

「ここなんだよな。その探索者がいるのは!?」

「いますが・・・これ以上は個人情報になるので」


阿鼻叫喚過ぎない。そして、前来た時よりも人が多いよ。その人たちも俺目当てみたいだし。シエルを車の中に置いてきてよかったと思う(一応、窓を開けていて顔をのぞかせないことと、鳴かないことを約束させた)。


「えっ~~と、いたいた。高橋さん」

「これは・・・波多野さん。どうして来たんですか?」

「その返しなんですね。・・・少し聞きたいことがありまして」

「・・・ちなみにシエルちゃんは?」

「車の中でお留守番させています」

「それは・・・大丈夫なんですか?」

「一応。窓は開けたけど、覗かないようにおとなしくしていてとは伝えたので」

「・・・本当に意思疎通できるんですね」


と俺は、最初に対応してくれた受付嬢の高橋さんと個室の部屋に入った。


「それで、今日はどのような用件で?」

「俺のスキルについてです」

「テイム・・・ですよね」

「はい」

「確かに・・・本当にスキルにはテイムしか書かれていないですが、テイムの数に制限があるのかってことですよね」

「そうなんですよね。全く分からないですよね」

「世界で初めてのスキルですから、まったく情報にないですよ」

「デスヨネ」


これは・・・本当にどういうスキルなんだろうか?


「一応、鑑定のレベルが高い人に見てもらうことは出来ますが・・・そうなると」

「東京に来いってなりますよね。そういう希少な人は」

「そうですね」


東京のダンジョンは多く、スキルが強い・珍しいスキル持ちの探索者は東京からのアプローチが凄いとのことらしい。


「・・・俺はのんびりしたいんですよね」

「どうします?」

「自分で検証してみようかなっと思います。この剣もありますし」

「確か・・・ホブゴブリンを倒した時にドロップしたんですよね」

「えぇ。無理ならすぐに引き返しますから」


ということでスキルの検証もかねて、ダンジョンに潜ることに。そのダンジョンでテイム出来ちゃったのは。


ぽよんぽよん。

「まさかのスライム・・・しかも色が黒なんだけど」


黒色なスライムをテイムしたのだった。どうしてこうなったのかというと・・・。

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― 新着の感想 ―
黒いスライム……ショゴスかな?
スキル名の数字のこだわる意味が分からん 現状できることを調べるのが先だろう 行き詰ってからなんでテイムレベルが上がらないんだって悩むなら分かる
なら次はもふもふドラゴンの子かな?
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