第151話 ついに装備が完成したぞ!!
11層をどんどん進んでいくのだが・・・
「猿しか出てこないんだが」
ずっとエンカウントしたのが猿って・・・コイツ以外に出てこないのか?
と思っていたら、
ウホウホウホ!!
「今度は・・・ゴリラかよ」
ヒヒ~~ン!!
と出てきたのはゴリラであり、そのゴリラをシエルが風魔法で吹っ飛ばそうとしたのだが、
ウホホ!!
「シエルの風魔法に対してビクともしないとは」
ヒヒン
ちょっとシエルが悔しがっているな。
と今度はシラユキが仕掛けてみることに。
ワンワン!!
ガブッ!!
ウホッ!?
シラユキが自分の牙に氷をまとわせて、より殺傷力のある牙でゴリラの腕にかみついた。さすがに痛いのか、ちょっと暴れながら振りほどこうとしているな。
「メリア!!このゴリラの動きを封じてくれ!!」
「分かった!!」
とメリアが新しい木の根を召喚して、暴れているゴリラの動きを封じた。
絡まった根を振りほどこうとしているゴリラに対して、より強く縛り付けることで完全に動きを封じたな。
「シエル!!任せた!!」
ヒヒ~~~ン!!
ビュン!!
ドサッ。
とシエルが撃った風の斬撃によってゴリラの首をチョンパした。
・・・これはちょっとグロいかな。倒し方としては。
ちなみにシラユキは、ゴリラの動きを封じていた時には離れていた。
ちゃんと氷の牙をつけたままでな。
あれって着脱式なのね。
「・・・・それにしても・・・このゴリラもモンスターなんだな」
倒した後に魔石だけが残っている。
ちょっと調べてみると、名前は<ファンキーゴリラ>。
なんでファンキーかというと、常に元気に探索者を追跡して、
めっちゃノリノリで戦闘してくるかららしい。
・・・名前のわりに図体はデカかったけどな(体感5mぐらいはあったと思うぞ)。
「これは・・・メリアとかの動きを封じる技が重宝されるかもな」
「私・・・頑張るよ!!」
「あぁ。シラユキもいっしょにお願いな」
ワンワン!!
俺の従魔たちは動きを封じる技を持っている子が多い。
・触手でまとわりついて動きを封じるオニキス
・氷で足場を凍らせて封じるシラユキ
・木の根を召喚して封じてくるメリア
と・・・結構対策はとれるな。
「とりあえず・・・このまま11層を攻略するか」
「オォーーー!!」
ヒンヒ~~~ン!!
ワンワン!!
と俺たちは11層の攻略に励むのであった。
ちゃんと猿系以外にもモンスターは出てきたよ。
カメレオンみたいに擬態して捕食してくる蛙<トランスフロッグ>
見た目はカピバラ、動きが素早い<スタードカピバラ>
なんかが現れた。
トランスフロッグは、シエルの魔力感知で見つけれるため不意打ちに心配する必要がなく、カピバラについてはシラユキとメリアの動きを封じる技で簡単に止めることができた。
そして・・・11層を1時間30分で攻略できた。
・・・時間がかかった理由としては、まずアマゾンって感じの密林だから暑い。
そして・・・草木が生い茂っていて、進むのに時間がかかるかかる。
「今日はこのまま帰るよ」
「・・・うん」
ヒ~~ン
ワフ
全員満身創痍だな。
これは・・・ちょっとこれからの攻略で増やしたほうがいいかもしれないな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11層を攻略してから2日後、
俺に一本の連絡が。
「もしもし?」
「波多野さん?」
「中谷さん・・・・ってことはもしかして」
「そのもしかしてです・・・遂に完成しましたよ!!」
どうやら・・・シエル・シラユキ・メリアの装備が完成したみたいだ。
ってなわけで、予定もなかったので行くことに。
「・・・中谷さん。完成したんですね!!」
「えぇ!!・・・早速着てもらうわよ」
とシエルたちが装備を着替えることに。
シエルの装備は見た目は鞍なんだが・・・
「シエルちゃんのその鞍はシエルちゃんの魔力に反応して防御壁を作れるの。魔力を流してもらっていい?」
ヒンヒン!!
ブウン!!
とシエルが魔力を流した瞬間、シエルの周りに壁みたいなのが。
これはすごいな。
「そして、シラユキちゃんの防具もいっしょだね。魔力を流すことでより強い氷の壁を作れるの。ここだとちょっと狭いからダンジョンで試してね」
ワフ!!
「それでメリアちゃんの装備は成長も考えて、防具は今回はなしで武器を持たせたよ」
「・・・武器が槍なんですね」
「そう。その槍に魔力を通すとそこから魔法を撃てる杖の役割にもなるわ」
「ありがとうございます!!」
「ありがとう!!」
これは・・・かなりの戦力アップになったんじゃないかな?
これなら・・・12層以降も攻略できるぞ!!
「まだミスリルは残っているから、何か作りたい装備があったら言ってね」
「わかりました・・・本当にありがとうございます!!」
こうして、シエルとシラユキ・メリアの戦力アップした俺たち。
そんな俺たちに・・・ある連絡が?




