第142話 箱の中身の結果と新年の目標
まさかの結果に驚いたのは・・・ミライさんだった。
「どうして・・・どうして・・・」
「ギャンブルはほどほどにだね」
「そうですね」
「ハハハハハ!!」
とリナさんに俺は同意し、ヒカリさんはめっちゃ爆笑していた。
全員の箱の中身は以下の通りだ。
ミライ
・下級ポーション×2本
・ブロンズのソード×2本
リナ
・特殊な籠手(なんと炎が出る籠手だ)
・謎の薬
ヒカリ
・胸のプレート(つけた瞬間、防御力が上がっている感じがするとヒカリさん談)
・多分・・・上級ポーション×2
俺
・ミスリル
・謎のボール
うん、完全にミライさんが爆死したな。
それと・・・2つほど謎なものがあるんだがこれは一体?
「まずは・・・リナが開けた箱のこの薬ね」
「丸薬よね?」
『それブーストだよ!!』
「ブースト・・・バフがかかる薬ってこと?」
『確か、一時的に体に強化があったり、魔力量が上がったりとバフがかかると同時に切れたら、一定時間は動けないとかのデバフがあるんだって』
『有識者助かる』
『デメリット付きなのがネックだな』
「なるほど・・仲間がいてピンチな時に使うって感じかな?」
「秘密兵器ですね・・・こうなってくると俺のこれは一体?」
ヒンヒン!!
ピィィィ!!
と俺が当てたボールをシエルとナイトがキャッチボールをしていた。
お前たち器用過ぎないかな?
「確かに・・・このボールは一体?」
「私も初めて見る」
『これは・・・なんだ?』
『有識者はいないのか?』
『探索者でも見たことないものかもしれん』
「ただのボールじゃないのかな?」
と思っていたんだが、うん?
「どうしたシエル?」
ヒヒヒン!!
「嘘!!」
「これは!!」
『このボールってそんな感じで使うのか!?』
『ボールの原型がなくなっているんだが?』
シエルがボールに魔力を流したら、ぐにゃんぐにゃんになった。
凄い面白そうだな。
「魔力を流すことで性質が変わるのね」
「あっ。ミライ起きたんだ」
「立ち直った?」
「まだ・・・心にはキテいるわよ」
「それでこれは一体」
「前にイギリスのほうで見つかったものと一緒のはずよ」
「そうなの?」
「えぇ。確か色々魔力を注ぐことで変化することから<マジック・フリー・ウェポン>だったはず」
魔法で自由自在に変化する武器ってことか。
どんな感じなのだろうか?
ぽよんぽよん!!
「ユウさん。オニキス君がユウさんに体当たりしているけど?」
「これは嫉妬ですね」
「「嫉妬?」」
「自分もいろいろ変化できるよってアピールですね」
「なるほどね」
『オニキス君の嫉妬可愛い』
『そして、シエルちゃんとナイトちゃんはノリノリで遊んでいるよ』
『本当にいろいろ変化するんだな』
シエルとナイトが遊んでいるのを横目に、女性陣はほっこりとした目で見てて、
俺のほうはオニキスを撫でてご機嫌を取るのであった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「さてと・・・皆がほっこりして癒しで私も回復できたことだし、そろそろ話しちゃう?」
「話すって何を?」
「今年の目標よ」
「それは外せないよね」
「目標ですか・・・」
目標か・・・。
「なんか・・・ユウさんは遠い目になっちゃったけど?」
「いや~~~俺って去年が色々激動だったので、今年はどっちかといえばゆっくりしたいって感じだったので」
「ブラック企業退職→テイムスキルを初めてゲットと同時に最初の仲間がペガサス→自分の身を守るために配信活動を始める・・・だったんだよね?」
「はい」
『そう考えるとユウって結構大変だった?』
『スパスタに入っただけでも勝ちだろ?』
「社長から『君には邪な視線がないからね』って言われたことがありますよ」
「社長ってそういうのを察知するのが得意ですからね。ユウさんが他の人と違っていい人なのがプラスだったのでしょう」
「うちに入る人って大体が私たち目当てなのがね?」
スパスタの女性配信者はみんなかわいいor綺麗だからな。
それは・・・仕方ないかもしれないな。
「私の目標は・・・B級を目指す!!」
「私もリナと一緒かな?ミライは・・・お酒の禁止だね」
「それは無理よ!!」
「自信満々で応えられても・・・じゃないとお酒飲んで配信途中で寝落ちが去年は多かったよね?」
「マネージャーからも怒られていた」
「・・・分かったわよ」
「ユウさんは?」
「そうですね・・・俺も今がD級なのでC級に上がることと、
より多くの人に自分の配信を見てもらって、従魔のみんなと仲良くできたらいいなと思います」
ヒンヒン♪
ぽよんぽよん♪
ピチチチ♪
この子たちと今年も頑張って活動していくぞ!!
問題は・・・・
「このミスリルどうしようかな?」
「私の知りあいの鍛冶屋なら扱えると思うから、後で紹介するね」
「ありがとうございます」
このミスリルだよね。何を作ろうかな?




