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ブラック企業の元社員ののんびり田舎生活~けどテイムしたモンスターが特殊でのんびりできねぇ!?~  作者: ドラゴロイド


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13/75

第13話 めっちゃ驚かれたよ

シエルが1層のボスを苦戦することなく倒したことに、驚くことしかできなかった。


「シエルはすごいな!!」

ヒヒーーーーン!!

「ってうわっ!?」


倒したシエルに駆け寄ろうとしたら、向こうから突進された。

・・・めっちゃ痛いよシエル。


「シエル・・・お前は強いんだな」

ヒン!!

「最後の技?はめっちゃかっこよかった」

ヒヒン♪


俺がほめているのが分かったのかめっちゃ機嫌がいいな。ルンルンしているよ。


「ただ・・・倒した後の突進はやめてくれ」

ヒン!?

「めっちゃみぞおちに入ったから」


・・・本当に痛かったの一言に尽きる。俺は長男だからまだ耐えることができた(嘘、今もじんじんして痛い)。


「これからお前が俺より大きくなった時、吹っ飛ばされる可能性が高いからな。本当にお願いな」

ヒ~~~ン


めっちゃ落ち込んでいるな。・・・けど躾をするなら甘やかしすぎず、厳しすぎずだな。


「って、ホブゴブリンを倒したから・・・魔石があるな」


ダンジョンで倒したモンスターは魔石や特殊な道具とかをドロップするんだとか。解体とかはないらしい(俺としてはグロイのは無理だから助かる)。魔石は今は新しいい資源として使われている(家庭機器からダンジョン探索用の道具にまで幅広く)。

・・・てあれ?


「魔石の隣に・・・何かあるな」


倒したホブゴブリンの魔石の隣に何か箱みたいなのが・・・これが宝箱ってやつか?


「シエル・・はまだ落ち込んでいるのか。なら1人で見てみるとしようかな」


ということで魔石と宝箱がある場所まで歩いた。魔石の大きさは大体60cmぐらいか。通常のゴブリンの魔石の3倍以上だな。そんで宝箱の方は。


「これは・・・剣か?」


素人目線でもわかるぐらい結構よさそうな剣が出てきたのだ。めっちゃ銀色で持った感じも軽く感じた。


「これは・・・どういう剣なんだろうなシエル」

ヒン?

「・・・シエルじゃ分からないよな。今日は帰るか」

ヒン


ということで魔石と剣を回収して(宝箱は剣をとったら消えた)、ボスの奥の部屋に2層へ続く階段と出口に戻るポータルを見つけ、戻るのだった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ここが鑑定所か」


受付の右側の方に鑑定所があり、ダンジョンで回収した魔石などを買い取ってくれる。そこにシエルと一緒に待っていた。やっぱり、小さい仔馬を一緒にいる俺を奇異な目で見てくる人が多いな。


「次の方」

「俺だな。行くぞシエル」

ヒン!!


と同時に俺の頭に乗ったシエルと一緒に鑑定所に向かった。


「それでは鑑定するものを出してください」

「これを」

「また・・・凄い量ですね・・てそれは」

「ホブゴブリンの魔石です」

「・・・・1人で倒したのですか?」

「いや・・・この子が」

ヒン!!

「・・・・・本当にですか?」

「本当です」


と信じてもらえなかったのはショックだが・・・シエルの見た目から仕方ないのかもしれないな。


「しかも・・・その剣は」

「ホブゴブリンを倒した時に一緒にドロップしました」

「すぐに鑑定します!!・・・つかぬ事をお伺いしますが冒険者になられて何日でしょうか?」

「なったのは3日前ぐらいかな。ダンジョン潜ったのは今日が初めてだけど」

「えっ!?今日が初めてで、1層のボスを倒したんですか!?」


と鑑定の受付をしていた男の人の大きな声が響き渡り、周りが一気にざわざわしだして、俺はすごい気まずくなるのだった。

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― 新着の感想 ―
こいつは無能確定 個人情報大声で垂れ流すタイプだな
現代ダンジョンとしてはちょっと対応が雑ね
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