第116話 コラボ配信終了後の説明と新たなコラボ?
「今日のコラボ配信はここまで!!みんな楽しめたかな?」
『めっちゃ楽しかった』
『また・・・コラボしてほしい』
『それは同感』
とコラボ配信は無事に終了した。
ちなみにどこまで攻略できたのかというと、
3層のボス戦を突破し、4層のボス部屋手前まで到着した。
このまま4層まで攻略と考えたのだが、
「水や食料が尽きたわね」
「本当だ・・・これは」
「ここまでですね」
そう。ボス部屋に挑むために一回休憩をと考えたのだが、持ってきた食料や飲み物が尽きたため断念したからだ。
「さてと・・・ユウさんに質問です」
「はい、なんでしょうか?」
「さっき・・・スキルを発動したみたいですが・・・なんてスキルを」
「えっ~~~と、<共鳴>ですね」
「「「えっ!?・・・・・」」」
星空の踊り全員が驚く。そりゃあこのスキルも特殊スキルであり、世界でも10人ぐらいしか持っていないスキルだからな。
「それ・・・私も欲しい」
「ユリ!?・・・けどどうやって入手したんですか?」
「もしかして・・・シエルちゃんたちのおかげだったりして」
「多分そうかと」
「えっ・・・適当に言っちゃったんだけど?」
俺はシエルたちをテイムしていく過程で魔力がどんどん強くなり、
体がめっちゃ軽くなっていたこと、シラユキをテイムして急に現れたスキルであることを説明した。
「モエナの適当が当たるなんてね」
「私自身が一番びっくりしているからね!?」
「なら、どうしてこのスキルを見せたのですか?ずっと隠していたみたいですが」
「・・・実は配信中にこんなメールが」
と俺は自分宛てに飛んできたメールを見せた。
そこには・・・
『波多野君。コラボ配信中にすまないね。実は先ほど相馬君から連絡があってね
実は相馬君の知り合いがアメリカにいるんだけども、どうもよからぬ奴らがシエルちゃんたちを狙っているみたいでね。君を殺そうと考えている過激派もいるみたいだから、君もちょっとだけ共鳴スキルを発動して戦えることを証明してほしい。
社長より』
そう。これがメールで来て俺はびっくりしたからな。
「そういうことでしたか」
「優馬さんの従魔を狙うために優馬さんを排除しようと動いているわけですね」
「本当に大丈夫なんですか?」
「一応、社長が相馬さんに相談して、俺の周りに協会所属のC級以上の探索者を警備として置いてくれているので問題はないかな?」
「・・・それでも・・・不安になるんじゃ?」
「何だろうな・・・これぐらいのことなら動じなくなったんだよね」
ここ数か月でいろんなことが起きたから。俺の周辺が。
だから、これぐらいで動じないぜ。
「そうなんですか!?」
「・・・ここ数か月でって・・・大変すぎませんか?」
「そのおかげでシエルたちに出会えたって考えたらプラスですよ」
「「「なるほど」」」
ぽよん!!
ワンワン!!
ピチチチィ!!
そうだ。そのおかげで俺は大事な家族ができたんだからな。
悪いことばかりじゃないんだぜ。
けど・・・俺の家族を狙っているなら別問題だけどな。
「俺とシエルたちはテイムのスキルで心と心がつながっている状態だからな」
「心と心がですね」
「えぇ。もし、どちらかがピンチな状態のときは場所を特定することもできると同時に、仮に俺がやられた時は、テイムスキルが解除されるので・・・シエルたちは暴れるんじゃないかなと思うんですよね」
そうなんだよね。俺が死んだら当然スキルは解除される。
シエルたちとのパスも切れるため、シエルたちは従魔からモンスターに変わってしまう。そうなったら討伐対象に早変わりだからな。
「俺を狙うってことはシエルたちを敵に回すってことですからね」
「そして、優馬さん自身もスキルで強化できるってことならさほど問題ないですかね」
「権力の圧とかには協会も屈しないと思いますよ。前までの協会と全然違いますから」
しいて言えば・・俺を人質としてシエルたちに無理矢理命令させられたりすることかな?それぐらいだろう。
「それじゃあ今日はこのまま解散ですね」
「優馬さんありがとうございました」
「次コラボするときは・・・シエルちゃんたちも一緒に!!」
「分かりました」
と星空の踊りとのコラボ配信は無事成功したのだった。
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2日後。
東条先輩からコラボのお誘いが・・・けどえっ?
「っという感じかな?」
「ちょっと待ってください!!相手はなんと」
「次に私と波多野君とコラボするのは・・・・<聖光院アズサ>だよ」
まさかのコラボ相手が・・・東条さんと肩を張るレベルの配信者だった。
本当にコラボしていいんですかね!?




