表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブラック企業の元社員ののんびり田舎生活~けどテイムしたモンスターが特殊でのんびりできねぇ!?~  作者: ドラゴロイド


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/74

第11話 はじめてのダンジョンへ

畑を見て、魔法の力に驚きつつも俺はシエルを連れて、ダンジョンギルド甲府支部に到着した。


めっちゃ見られているんだよな。俺が馬?みたいなぬいぐるみを抱えているからな。バカにしていたり、馬の目が動いているからモンスターなのかという目と、可愛いっていう話が聞こえてきて気まずいにもほどがある。


俺はブラック企業勤務だったからな。こんな視線は平気・・・ではないな。好奇な視線にさらされるのは結構きついんだよ。俺には。


「甲府ダンジョンに潜ります」

「探索者カードを」

「どうぞ」


探索者カードを受付に渡し、許可を貰った後はダンジョン入り口に向かった。こうやってダンジョンに潜るときは一度受付しなければならない。無謀な人間を減らすことと、行方不明者を確認するためだ。


「初めて見るけど・・・テレビで見たまんまだなぁ」

ヒン?

「・・・ここで立ち止まっても仕方ないよな。行くかシエル?」

ヒヒン♪


と俺たちはダンジョンに潜ったのだった。


・・・・・・・・・・・・・・・・


「何か・・・洞窟みたいだな」


入った目の前は本当にテレビで見た通りの洞窟みたいだな。手で触ってみるとごつごつしている。


「これは・・・本当にすごいな」

ヒ~~~~ン!!

「めっちゃ駆け回っている。シエルにとっては気持ちがいいか」

ヒン!!

「俺は・・・こんなところにずっとはいられないな。しかし、ダンジョン内って結構明るいんだな」


暗いと聞いていたが、意外と明るく、もしかして探索者に覚醒したから見えるようになったからかなと疑問に思いつつ、進むことにした。


「結構一本道なんだな・・・って、道を忘れないようにしないとな」

ヒン?

「えっ・・・・シエルどうした?・・・ってモンスターか」


どうやら俺たちの目の前にモンスターが現れた。・・・ファンタジー定番のゴブリンだな。


グギャ!!


と叫び声を上げながらこっちに突っ込んできた!!


「シエル!!逃げ・・・る・・ぞ」

ヒヒーーーン!!

「・・・マジか」


おれは呆然としていた。まさかシエルが魔法でゴブリンの体を真っ二つに斬ったのだ。めっちゃグロイんだが、一撃で倒すなんて。


「シエルは・・・もしかしてめっちゃ強い?」

ヒヒン♪

「めっちゃ喜んでいるな・・・って魔石がドロップしたか」


倒した魔物は消えて魔石が現れる。たまにその魔物固有の特別アイテムがドロップするときがあるんだとか。そういうアイテムはめっちゃお金になるんだとか。


「このまま進んでみるか?」

ヒンヒン!!

「・・・スゲーーー消化不足って顔をしているぞ」


・・・本当にこの子が戦闘狂だった。ダンジョンには階層ごとにボスがいるらしく、それを倒すことで先の階層に行けるみたいらしい。そして階層ごとにポータルがあり、そこで入り口に戻ることができる。もしかして、ボスを倒す気ですか!?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ