第104話 ダンジョンを突き進む
メリアの力の確認とその強さに驚いてから2日が経過した。
現在俺はアーカイブのほうを確認しているのだが、
「やっぱり・・・メリアの強さは1つ抜き出ているな」
ぽよん
ワフ
見てわかるメリアの強さ、これは脱帽ものだ。
俺の膝の上に乗ってみているオニキスとシラユキもすごいって感じで見ている。
社長も配信を見ていたようで、電話で
「メリアちゃんの強さはA級の中でも上に位置しているよ」
とのこと。
それを聞いて・・・うちの子はすごいと胸を張れるのと同時に
シエルたちとの連携が全然なことに改めて気づく。
「今までの連携魔法はシエルたちの力が拮抗していたからうまくいっていたんだけども、メリアとの連携は全然だったんだよな」
例えば、シエルとの連携の時は蔓で相手を掴んでもらい風魔法で吹っ飛ばそうとしたが、メリアの蔓のほうが力が強かったのか離せなかったのだ。
ナイトの場合はもっとひどい。炎を飛ばしても蔓が燃えなくて全然ダメージにもならなかったのだ。
コメントもシ~~~ンってなっていたし、めっちゃナイトが落ち込んでいたな。
こればかりは仕方ないと思う。
オニキスとシラユキにも聞いてみた。
「オニキスとシラユキもこんな感じになるかな?」
ぽ・・・ぽよん
ワンワン
「・・・なるほど」
オニキスの場合、戦闘方法が似ているちゃぁ似ている。
オニキスは触手でメリアが蔓で相手を縛るからな。
オニキスの光の斬撃ならばと思ったが、それも蔓にはじかれるんだとか。
シラユキの場合、メリアの蔓で縛って氷魔法を撃ったとしても、
まず蔓が凍らないとのこと。そうなると蔓で縛っているモンスターにも効かなくなるみたいだ。
メリアの蔓は魔法を無効化にするのかなとも思うが、
単純に魔法の練度の差らしい。
社長曰く、
「シエルちゃんたちの魔法の練度が10だとすると、メリアちゃんの魔法の練度はその3倍近くはあるってことだね」
簡単に言うならば、メリアの魔力の保有量がシエルたちの3倍以上はあるとのこと。そうなると、1つの魔法を撃つときに込める魔力量も違うからであり、
メリアとシエルたちが同じような魔法を撃ってもメリアの魔法で打ち消されるのはそういうことらしい。
こうなると考えられる手段は、
・シエルたちのレベルアップ
・メリアに加減を覚えてもらう
のどっちかになるんだが、まぁわかるよね。
「オニキスもシラユキも強くなりたいんだよな?」
ぽよん!!
ワン!!
シエルとナイトも同じ考えらしい。
ならば、やることは1つ。
「ガンガンダンジョンを攻略するとしましょうか」
ぽ~~~よん!!
ワオ~~~ン!!
これからも自分たちのペースではあるがガンガン攻略していけば、
お金を稼げる面もあるからな。頑張ろう!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「っていうことでやってきました。岐阜ダンジョンの5層」
ということで今回は岐阜ダンジョンの5層に来ていた。
今回連れてきたのは、オニキスとシラユキにシエルだ。
ナイトとメリアはお留守番である。
あと、配信もしていない完全プライベートで来ているぜ。
「・・・・・全員気合入っているな」
ヒン!!
ぽよん!!
ワン!!
みんな気合が入っているな。メリアの力に刺激を受けたのかな?
ちなみに俺も共鳴スキルでメリアの力を実際に使ってみたのだが、
めっちゃ振り回されるのかなと思っていたのだが、全然余裕で扱うことができたのだ。
これには俺は?って感じになっていたのだが、メリアが言うには、
「パパの魔力量は私より上なんだよ」
とのこと。どうやらテイムスキルはテイムするたびに使用者の魔力が増えるらしい。
そしてメリアとの共鳴ができるってことは、俺の魔力量も相当なものあるんだとか。
・・・これで魔法のスキルがあればわかるんだがなぁ?
「さてと、前回より少ない状況で挑むからな。気合を入れていくぞ」
ヒン!!
ぽよん!!
ワン!!
とみんなも気合が入っているな。
このままガンガン行ってやる。
という感じで本当にガンガン進んでいった。
俺も戦闘に参加はしたかったのだが、シエルたちの張り切りは想像以上で、
全然参加することができなかったのだが。
「・・・俺も少しは戦えるんだがな」
ワンワン
「その慰めは・・・結構来るもんがあるよシラユキ」
とダンジョンを進んでいたら、メールが来た。
ダンジョンは特殊な電波があり、メールや電話は一応使えるのだ。
ラグはめっちゃあるけど。
「健太から?何の連絡だろう」
と健太から来たメールを見て俺は驚いた。
まさかのダンジョン攻略を手伝ってほしいとの連絡だったのだ。
なんで俺に?
「『特に・・・シエルとシラユキに手伝ってほしいんだ』かぁ」
一体何があったんだろうか?
健太たちに?




