第100話 幼女誕生!?
「・・・どういうこと?」
「パパ?」
マジでどういうことだろうか?
畑を確認したら大きなピンクの花があったから、触ってみたら、
小さい幼女が出てきたのだ。しかも・・・パパって。
「・・・この子は一体?」
「わぁ~~~!!」
ワンワン!!
ヒヒ~~~ン!!
ぽよん!!
ピィピィ!!
シエルたちと全員で追いかけっこをしているのを後目に俺はある人に連絡を入れた。
『もしもし』
「もしもし・・・小夜さん」
『どうしたんですか優馬さん?今日は配信お休みですよね?』
「実は聞きたいことがありまして」
と俺は、元ギルド受付嬢であり現在は俺のマネージャーの小夜さんに連絡を入れて聞いてみることにした。
『頭に花がついている幼女が出てきた・・・本当ですか?』
「写真を撮ったので送りますので見てください」
と一度幼女に来てもらって写真を撮らせてもらい送った。
「これで信じてくれますよね?」
『・・・優馬さん。あなたって人は』
「何ですか?」
『これは多分アルラウネですね・・・またレアなモンスターを』
「アルラウネ?」
アルラウネ・・・植物系の精霊でありダンジョンでは基本無害な存在だという。
だけど、見た目が女性っぽさがあるためか一部の富豪から狙われているんだとか。
能力は草や木、花を操ったり成長を促進させたりするんだとか。
農家の味方やんけ。
「どうしてアルラウネが?」
『何か心当たりがありますか?』
「・・・特には。シエルの魔法で作った水をやったぐらいですよ」
『もしかしたらそれが原因かもしれませんね』
「えっ!?嘘ですよね!?」
小夜さんの推察によれば、
シエルの魔法で作った水に偶々残っていた雑草が奇跡的な確率で反応した結果だという。・・・簡単に言えば雑草が魔法の水で変化したものとのこと。
変化しただけで、雑草が幼女になるとは思わんやんけ!?
しかも・・・パパ呼びとは。
「これって誰かほかにやった人とかいるんじゃないんですか!?」
『雑草に魔法で作った水をやった人はいませんよ』
「ですよね~~~」
『どうしますか?協会で管理することもできますが』
「そうですか」
今の協会なら信じることができるけども。
と俺がアルラウネのほうを見ていると、見ていることに気付いたのか。
めっちゃ笑顔で手を振ってくれた。
・・・こんなにかわいい子を、パパと呼んでくれて慕っている子を預けるようなことはしたくない!!
「・・・預けません。俺が育てます!!」
『・・・そういうと思いましたよ』
「また迷惑をかけますね」
『これぐらいどうってことはありません・・・ただ』
「はい?」
『先ほどからそのアルラウネにパパと呼ばれているみたいですが・・・呼ばせているんですか?』
「違いますからね!?」
と小夜さんの誤解を解きつつ、俺はアルラウネを育てる決意を固めるのであった。
「そうなると・・・名前を付ける必要があるな」
名前か・・・なんて名付けようかな?
「どうしたのパパ?」
「あぁ。お前の名前を考えようと思ってな」
「ほんと!?」
「う・・うん。そうだけど?」
「じゃあ名前が決まるまで待ってる!!」
と俺が膝を組んでいるんだがその上に乗って待ってくれるみたいだ。
シエルたちも俺の周りで決まるのを待っているようだ。
「アルラウネだからアルってのは安直だし、う~~~んと」
なんて名付けようかな・・・頭のピンクの花からちょっと考えたいよな
ピンクの花ピンクの花って結構あるな?
「・・・・・・よし決めたぞ」
「ワクワク」
「今日からお前の名前は<メリア>だ!!」
「メリア・・・私の名前はメリア!!」
プルメリアからとってメリア。
安直かもしれないが本人も気に入ってくれたしよかったのかもしれない。
「今日からよろしくなメリア!!」
「パパ!!」
「おっ!?・・・と、よしよし」
「えへへへ♪」
ヒンヒ~~ン!!
ぽ~~~よん!!
ワオ~~~ン!!
ピィィ!!
都市エルたちも新しい家族を歓迎した。
今日からよろしくな。メリア。
「ところで・・・どうしてパパなんだ?」
「だって、毎日私に水をやってくれたのはパパだもん」
「水を生み出したのはシエルなんだけどな?」
「・・・パパって呼んだらいけなかった?」ウルウル
「そんなことないからな!?」
これで一児の父になったのかな?
モンスターだからノーカン?
そういえば試していなかったことが。
「テイムスキルを発動していなかったな」
「うん?」
「<テイム>」
「うわ~~~ピカピカしてる!?」
と同時にピカッとメリアの周りが光ってテイムが完了した。
メリアとの魔力のつながりがこれで感じることができる。
「パパの魔力量すごいね!!」
「そうか?」
「うん!!シエルちゃんたちの魔力と同調もしているから、相当な量あるよ?」
「マジか」
「うん!!」
俺の魔力ってそんなに多いのか?
魔力を測る装置ってあったかな?




