表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/9

7話:コスプレ撮影

4月11日。

今日はお休みでコスプレの撮影をすることになり、「由崎ゆざき 祐紀ゆき」の家に集まっている。


もう、出会って一週間も経たないうちにもう仲良しさん・・である。


そういえば、まだ、サークル名を決めてなかったりする。


なんだかんだで、サークルのリーダーになってしまってるのが、「由崎ゆざき 祐紀ゆき」だ。

プロデューサーやら撮影やらをメインでやる。


今日のお(テーマ)は、「ゴスロリ」。


愛杜は体の線が細いので、女子のMサイズくらいでもなんとか入ってしまう。

若干きつくはあるが、着れなくはない。

未菜みながメイクを。


若干、愛杜はゴスロリに抵抗はある。


が、祐紀ゆきがやれというと、やらざる得ない感じになる。

圧が強い・・・。


鏡で見ると愛杜自身、思ったより美少女っぽくなってる。

未菜みなのメイクの腕は間違いないようだ。


あとは、愛杜あいと次第。


美しく、華麗なポーズを決めて撮影されるのであった。


あと、カップリングで詩杏しあも撮影「される」のであった。


200枚は撮ったであろう。


これから選別だ。



祐紀ゆきの、「制服を貸すわ」という言葉が引っかかってる。


貸す=着ろ。


ってことだろうな・・・。あれだけ可愛いんだから、自分で着て撮ってもいいと思うのだが。


余計な心配より、早くこの3人と馴染むことだ。


思ったより疲れる撮影だった。


部屋にこれだけの撮影設備を準備するのはかなり「御金カネ」がかかったことであろう。


休憩をして、祐紀ゆきと話をした。


サークル名についてだ。


これについては案がある。


こないだ飲んだ紅茶について感想を言ったあと、気になる農園の話をした。


「ジエル農園」である。


これについては、祐紀ゆきも情報を持っていた。


「あそこね。昔は美味しかったわ。でも、ここ何年か見かけないわね。

手を回して調べさせたんだけど、存在することは存在するけど、今となっては幻よ。

というか、私の年齢で紅茶に詳しいのは異常ではあるけどね。」


やはり祐紀ゆきの方が詳しかった。


「あそこは、品質が安定しなかったの。バイヤーが買わなくなったから結局潰れたって話かしらね。」


祐紀ゆきは続けた。


「ダージリンは愛杜あいと君も調べたでしょうけど、統廃合が多いの。〇ャッスルトン農園のような有名な農園以外にも沢山農園があって、毎年コロコロ変わるから美味しくない茶葉を作った農園は買いたたかれてティーバッグ落ち。名前も知らないような弱小農園は、中々日本に入ってくることすら難しいのよ。」


この話は置いておいて。と祐紀ゆきは区切り。


「じゃぁ、まぁ、一般名称になってしまうけど、サークル名は「ジエル」でいく?」

4人全員この名前でいいかという声に全員手を上げ、


「賛成4にて決定ね。」


そして、



ここに、


『コスプレサークル「Gielleジエル」』


誕生。





紅茶の話については作者の独断と偏見と演出が混じっていますので、突っ込み等受け付けておりません。(^_^;)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ