6話:図書室
「おはよう。愛杜君。」
「おはよう。」
「おはよう御座います。愛杜さん。」
学校の教室に入ったら3人娘が挨拶してきた。
「あっ、おはようぅ。」
愛杜はこの「娘」らと3年間仲良くやっていくのか~。
昨日会ったばかりなのに、感慨深いものがある。
しかし、
「由崎 祐紀」
「櫻崎 詩杏」
「上原 未菜」
この3人と仲良くなっていき、最後は告白されるのかと思うとドキドキだったりする。
高等学校3年間のストーリーはバラ色か?
ただ、コスプレが必須。
コスプレネームまでバレてしまっているから、まぁ問題はないのだが。
しかし、この3年間で写真集を何度も出すことになるのだ。
ともかく、勉強を疎かにできない。攻略サイトを一通り読み、分かったことがある。
それは、なんと、東大現役合格を果たさないと3人とも攻略がNGなのだ。
昨日、喫茶店で話してみたところ、ルックスは「由崎 祐紀」が一番だが、トータルバランスでは「櫻崎 詩杏」がダントツ。
性格周りでは「上原 未菜」に軍配が上がると感じた。
ともかく、3人とも十二分に足りるところもあれば、妙な部分で抜けているところもある。
最初は「由崎 祐紀」を攻略しようと思っていたが、昨日の喫茶店で一緒にいた感じからすると、この3人のうち誰かを選ぶということはしばらくの間、感情的にできそうにない。
まずサークル名をどうするかだ。
昨日も考えていたが、まず喫茶店で飲んだ「〇ャッスルトン ファーストフラッシュDJ1」が印象に残っている。
サークル名「〇ャッスルトン」とでもするか。
ただ、一つ。
ネットで殆ど知られてない農園を見つけて注文しようとしたが、全く市場在庫がないようで、英語のページを見ても全く検索に引っかからない。
それは、「ジエル農園」。昔は市場にあったらしいのだが、農園自体無いらしい。
ダージリンについても検索してみたが、今現在60~80の農園が存在するらしいが、正確な数は分からないらしい。
100あるという意見もあって、正確な数は誰も知らないというところだろうか。
値段が高いイメージのあるダージリンだが、農園の統廃合が激しいようだ。
授業は真面目に受けた。打倒、「由崎 祐紀」。
中間テストは学年1位を取るぞ!
放課後、攻略サイトの通り、図書室に移動した。
うわ、昨日と同じ3人娘からお出迎え。
祐紀が口を開いた。
「愛杜君。ここに座って」
ん?この場所は・・・?
前には3人娘。右から詩杏、真ん中は祐紀、左に未菜。
愛杜の左右は誰もいない。
「ちょっと待って、なんで3対1なわけ?」
「あまり気にしないで。ともかく4人とも集中するには、こうするしかないのよ・・・。
詩杏も未菜も、これがいいって話で。ともかく、勉強!。」
祐紀が中心となった勉強会。
まずは、宿題。これはとっとと終わらせる。あまり時間もかけられない。
あと、今日授業を受けた内容の復習と予習。
部活をやってない(サークル活動はするが)4人はともかく勉強をするのだった。