寿司チャンス
「明日は外食したい」とおでんを食べながら、言う旦那。
「仕事じゃん?早く終わるの?」と私。
なるべく、明日も家のごはんで野菜を減らしたい。
特に大根を。
我が家は今、絶賛大根フェア開催中で毎日大根を食べている。
飽きたんだろうな、多分。うん。
大根は、畑からお父さんが持ってくる。
なくなるタイミングで持ってくるので、大根がずっとうちにいる。
しかもどんどん大きくなってるので、どんどん食べる量が増えてる気がする。
なので、おでんはほとんどが大根という仕上がりだ。
これは外食したくなるか。
外食するなら、どこがいいと聞いたところ、「寿司」と返ってきた。やっぱりなと思った。
そして「寿司チャンスあるかな…」と不安そうな旦那。
嗚呼、久々に回る寿司いいな。
私は寿司や刺身が嫌いだが、回転寿司はまあまあ好きでたまにならいいかなって思っている。
主にサイドメニューとデザートを食べに行く感じだ。
我が家では、〈寿司を食べに行くこと〉を〈寿司チャンスする〉と言う。
なぜかと言うと外食イコール寿司の旦那を制限するため、寿司に行けるチャンスは半年に1回ほどで、あとは寿司以外にしてほしいと私が頼んだのだ。
あとは仕事頑張った時に寿司チャンスが増えるという謎の仕組みだ。
我が家は家からの外食をあまりしないので、(近くに飲食店がない)外食が全て寿司になるのはなんか嫌なのだ。
出かけた時に時々する外食は、8割ラーメンだし。
「明日は寿司にしよう」と私が言うと、
「やったー、寿司チャンスまだあったんだ」と旦那。
「もう今年はないよ、寿司チャンス」と私。
「わかった」と納得して明日を楽しみに待つ旦那。
旦那は少食なので、いつものようにシャリ半分で全てオーダーするだろう。
そして、私はサイドメニューとデザートの他に、この前から食べられるようになったイカとタコを食べようと思う。
寿司や刺身の何が嫌いなのか真剣に向き合った結果、食感という結果に行き着いたのだ。
そして、イカとタコの食感は好きと気づいた。何でも向き合うことは大事だな。
今日は外食だから、お腹空かしたいが、お昼は鍋いっぱいの大根を食べようと思う。
我が家の大根フェアはまだまだ続きそうだ。