詩 皆を救いたい
――剣聖は夢を抱く
――果ての知れない壮大すぎる夢を
私が救いたいのは
誰かでも 一人でもない
皆を
この世界に生きている皆を
全て救い上あげたい
(不可能だって皆は言うけれど)
(やってみなくちゃわからない)
成し遂げたいことの大きさは
かかる手間の 時間の膨大さは
諦めることの理由にはならない
そこで疑問を持っている
あなただって救いたい
きっとがんばるだろう
私だって救いたい
みんなが救われるそんな世界にできたなら
きっと素敵な毎日がやってくるはず
「ストーリー」
誰かが犠牲になってハッピーエンドなんて、本当のハッピーな終わりじゃないと思うの。
どんなにばからしい夢でも、かなえるために努力しなくちゃ始まらないわ。