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 「う、ん?」気付いたらそこは俺の家だった。平屋の一軒家、家賃は無し。電気ガス水道通っている。布団が敷きっぱなしの寝室で目を覚ました。

「むぐ!?」口をガムテープでぐるぐる巻きにされている。手足は縄で拘束されて身動が、とれない!


「おっ! 気付いたか。お前には悪いけど、【目撃者は消さないとな】!」目撃者?なんのことだ?

「とっととバラしちまおうぜ?」他の男が言った。

「待てよ。ここじゃ血痕が残る。また【あの森林】で……」森林ってまさか、俺が散歩した?目撃者ってその時なんか見たっけ?いや、コイツら気づいてない! 俺はお前を知らないぞ!


「しっかし、百万で口止めできるなんててめぇが言わなかったらアタッシュケースをやらなかったぜ?」やっぱり!

「ほほほ、念には念じゃよ」個人酒店のおばあさん! なんで!?

「それにしても、急ぎすぎて交通事故でガキを殺したのは予定外だったな」子供達もコイツらが!


【なんてな!】


 実は俺はアメリカの捜査員。行方不明の【ジョセ】という男の子を追って日本へ来て、捜査を進めていた。当然、この縄もほどける。

 車に載せられた。トランクに入ってる。今がチャンスだ! 俺は縄をほどき、トランクが開いた瞬間飛びかかる。幸い、俺が縄で縛られてると思ってたコイツらはビックリして、ワンテンポ遅れた。そこで股間を蹴りあげる。

「うっ!」悶絶する輩A、振り返りBには掌底で顎にクリーンヒット! Bは気絶。運転手とおばあさんが車で逃げて行ったが、俺は体内にチップ、GPSを埋め込んでいる。アメリカの他の捜査員が車で車をとめ、全員逮捕!


 しかし、後にわかった事だが、ジョセは殺されていた……。

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