『学園長』だけですよ。
コメントくれてもいいんじゃないかな
(/ω・\)チラチラパンチラ
「それにしても君の能力はチートすぎだろぉー攻撃範囲もとんでもないくらいだしなぁ…私は、とても羨ましいよ」
学園長が呑気に言う。
「電子レンジですか?まぁ便利ですよね」
表情を変えずただ淡々と答える、
「ここじゃなんだし学園長室に行かないかい?」
「分かりました」
「君の能力でひゅーんってさぁ」
「職権乱用ですか?」
「一度分解されて再構築されて見たいんだよー」
「疲れるからだめです」
「ちぇ…」
まるで子供が駄々を捏ねているようでめんどくさい。
学園長室に行くと学園長の付き人の花梨さんが出迎えてくれる。
「お帰りなさいませ。御主人様」
花梨さんはメイド服でいつも無表情でいる。
「花梨、この実力を隠して俺TUEEEEを楽しんでる奴に茶を出してやれ」
実力は、隠しているが俺TUEEEEまでは、してねぇよ。
「花梨さん、お久しぶりです」
「お久しぶりです。限治様」
多分レンジと言わないのは、この人だけだろう。
貴重な人材だ。
「それにしてもレンジ君、おっと限治だったな」
…チッ
そんな音が聞こえたかどうかは、定かではない。
「今舌打ちしたね?」
…チッ
定かでは、無いって何回言わせんだよ。
「それにしても本日は、どのようなご要件で?」
「うやむやにして逃げやがったけどまぁ許してやろう。まぁソファに掛けてくれ」
緩い顔から引き締まったかのようなキリッとした真剣な表情に変わった。
「では、本題に入ろう」
「はい」
完全に仕事モードにスイッチを切り替えた。
「今回の任務は、御苦労。証拠を隠居するのは、毎度の事ながらめんどくさかったが戦果は、とても大きかった」
「前からお聞きしたかったんですが何故政府の人間である学園長が政府の国立研究所を襲いデータを抹消をする作業をしているんでしょうか?」
「あぁ。まぁ君に言えるのは、政府も一枚岩では、無いって事だ」
そこに紅茶を持って来た花梨さんが小さな声で
「…本当は、非人道的な研究が見過ごせないだけなんですよ…」
「聞こえたぞ!花梨!そっちの方がミステリアスでカッコよかったのに!!」
「私は、何も」
「どいつもこいつも私に尊敬の眼差しとかで見ないのか!なんだその目は、!」
…そんな格好で言われたんじゃなぁ…
前にも説明したが和なビキニの姿のロリ巨乳キャラにミステリアスとかいわれたら塵どころかナノレベルで威厳がない。
「話を戻すがなんでまた建物ごとした?!侵入できたんならデータだけ消してくればいいだろ!」
「侵入ができましたが厳重なロックがかかっていて解除ができなく赤外線を操作して通信をできなくしてから建物ごと『分解』させたんですから結果として変わりませんよ」
「さすがに人まで分解しなくても良かったんじゃないか?私の良心がそう言っているんだが…」
「やはり関係のない研究員など殺す必要は、無かったと今更思いますが黙認している場合があり。研究を引き継ぐ可能性があるんで念の為に『消して』起きました」
「はぁ…まぁお前の事だしな…では、次の仕事について話そうか」
彼女は、机から封筒を出し花梨さんが渡してくれた。
封筒の中身は、3枚の写真
1.謎の美少女←ゲルマン系の外国人。
2.取引の瞬間←金の入ったケースとやばそうな薬品の取引。
3.サングラスをした謎の男達←盗撮の様な形で撮影されていてはっきりとした写真では、ない。
この3つの写真は、関連性は、無いように見えるが関係ない写真を渡すはずが無い。
「今回君には、一ヶ月間一枚目の写真の彼女の護衛をしてもらいたい」
読んで下さりありがとうございます。