表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/39

脱出経路は






逃げたしたくとも逃げだして、何処へも行く所がなく。




どうとでもなると、本当に逃げたしたら――今まで世話をしてくれた人達に恩を仇で返す形になることに罪悪感が湧く。




そうして。




自問自答している間に時間は過ぎ。




部屋に男の人が入ってきた。




それは、自分の旦那さまになる人で。




今日、初めて会った人で。




顔も見たことが無いのに!




真正面から男の人の顔を見る勇気もなく。




隣に敷いてある布団が意味深に。




―――意味が分からないと云うほど子供でもない。




自分の握りしめている手を見ながら―――。




ここで、相手に宜しくお願いとかって云うんだろう……。




云わなければいけない。




でも。




口から出た言葉は、全く違う言葉だった。





「ごめんなさい! やっぱりあなたとは結婚出来ない!」





と。










書いている時は、危なくないと思ったけれども――やはり、R15にはなるんでしょうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ