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袖の下〜I have a banana〜

ここは江戸城・松の廊下。

体は子猿、態度は夜叉猿、老人ががなり立てている。

「いやはや愚かなるゴリラかな」

幕府の重臣、吉良どのである。播州赤穂の殿様、stupid KING KONGと名高いアンドレ・ザ・タクミノカミをいびるのが、吉良殿の最近の楽しみである。

なぜ吉良どのはアンドレをいびるのか。バカ殿アンドレの賄賂が不満なのだ。


殿の粗忽を危ぶみて、家老であり長男のアンドレ・クラノスケは事前にアドバイスした。


クラノスケ「吉良のじじいは強欲、袖の下が欠かせませぬ。黄色に輝く"アレ"をお忘れなきよう」

タクミノカミ「フフ、わかっておる。黄色に輝くアレな、吉良のじじい、よだれものであろうな」


対面の日、タクミノカミが吉良に耳打ちする。


アンドレ「吉良殿に贈り物がござる」

吉良「ほほ...感心感心...」


着物の袖をまさぐるタクミノカミ、黄色く輝く、そして細長いものを取り出した。


吉良どの「...なんじゃそれは!?」

アンドレ「ふふ...吉良どのも人が悪い」

吉良どの「...まさか!!」

アンドレ「そう...よぉく熟れたバナナでござるよ」


それで恨まれ、

「いやはや愚かなるゴリラかな」

であった。

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