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18講座 平和の王

神有とシラが戻ってきた。


十「あ、神有たちどうだった?」


馬車を降りてる神有たちに十はそう聞く

降りてきた神有たちはずぶ濡れだった。


今井「これが…水も滴るいい男ですか(笑)」


少し笑い気味にの今井が言う

それに神有たちが少しキレそうになったが冷静になり言う


神有「えっと……何から話せばいい?」


十「まずは………」


会議室(仮)に向かいながら神有とシラは話をし始める。

その会話の中で気になったのは王の名前剥奪の話だ

正義の王のように名前剥奪に関しては、自分に対しての忠誠心がカンストしているとそのカンストした人、3人分で名前剥奪がなくなりカンストした人は名前がなくなる仕組みらしい


十「そんな方法が………」

木森「確かに面白いね!」


あとは一通り報告をしてもらい十と今井は馬車に乗る。

馬車は平和の王の国に向かい出発する。


■□馬車の中■□


十「いやぁ………怖いなー」

今井「そんな緊張しなさんな」

十「結構自分たちにかかってんだよ?」

今井「まぁそうですけど………致命的な失敗(ファンブル)は避けたいですね」


そんな会話をしながら揺れる馬車で移動しているといつの間にか、目的地に到着していた。


■□平和の国□■


馬車を降り周りを見渡す。


少し奥に平和の王がこちらを見て立っている。

目が合うと平和の王が近づいてくる。


平和の王「はじめまして、私は平和の王です!」


少し小柄若々しい少年がとてもいい笑顔で話しかける。


十「事前情報があったからいいものの……コソコソ」

今井「流石にイメージと違いましたね…コソコソ」


平和の王に聞こえないように喋る

正義の王を思い浮かべていたためとても違和感に十達は感じた。


平和の王「君たちどうしたの?なんかあった?」


十「特に何もないですよ!」

今井「あ、本題に入りましょう!」


平和の王「じゃ、お城向かおうか」


▼△城の中△▼


平和の王「ここに座ってください!」

平和の王は優しく大きな声で言う


今井「単刀直入に言うと……招待状ください!!」


そんな、バレンタインのチョコレートをもらうかみたいに今井が言うのでとても笑いそうになる十


平和の王「うん、いいよ!」


十「今井やっぱそうかんたんn……ゑ!」


十はそんなすんなりと受け入られたことにとても驚いた。


十「なんか、その……試練とかな、ないんですか?」


平和の王「試練が欲しいのか?」


十「いや、大丈夫です。ですがそんなすんなりと……受け入れられると思っていなかったもので」


平和の王「だって君たち……人殺したことないでしょ」


十・今井「え………」


平和の王「もちろん私も殺したことはないけど……この世界で殺人くらい当たり前みたいなもんだよ」


その言葉に十と今井は言葉を失ったのである。


△▼帰りの馬車▼△


無事招待状をもらったのはいいが平和の王が放った言葉が衝撃だったため馬車の中でもお通夜状態であり、この世界との向かい方について深く考えるのであった。


十『大切の人を守るためには……必要なのかもな』


そう嫌な気持ちのまま大切の人達がいるところに戻る。

大変遅れてすみませんでした。

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