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14講座 記念すべき国民

今回は、前回の話の続きと次の話につなげる補強です。

もし、補強の回は好きじゃない人は読まないでもいいです。

十は国に必要なのは、領地・国民・主権者だと思い国民を探そうとしていた……


十「水路も家も作れた。人が住むには十分だよな」


十は家の屋根の上で寝転びながら言う。十達は、国に最低限必要な物を考えた。中学の記憶を思い出して必死に国に必要な物を揃え作ったのである。


十「国民はどうしようかな〜」

上坂「探してコヨウカ?」


十の横にあぐらをかいて上坂が座る


十「え?いいの?」

上坂「うん」


立ち上がり屋根から飛び降りる。そして門に向かって歩き始めた。十は、その姿を寝転びながら眺める。


門の前に上坂が着いたところ、上坂が後ろに吹っ飛ぶ。


十「どうした、上坂!」


急いで屋根から飛び降りる。上坂はすぐ近くに来ていた。

だが短く見積もっても4.8㌔ぐらいは離れている。

門のところには、猫のような耳と尻尾がある獣人らしき奴らが歩いてきている。


十「大丈夫か上坂?」

上坂「スキルで防いだからダイジョウブ」


確か上坂のスキル"1秒の無敵(いちびょうのむてき)"があったな。

大きな声で木森たちを呼んだ。

増援が来たとしても、10分戦わないといけない。


十「スキル"忍具作成"」


実際は言わなくても発動するが十はわざわざ技名を叫ぶ。


獣人の2人の様子を見ると怒っているようだ。

ゆっくりと来ているが攻撃をいつでも仕掛けてきそうだ。特に手は虎のような見た目であり、凶暴的な見た目だ。


十「上坂おんぶしろ」

上坂「ん?分かった」


十のかけ声で上坂が十をおんぶする。


十「攻撃は任せろ」

上坂「逃げまくればいいのか?」

十「あぁ力の強そうな奴ら二人は勘弁だ」


獣人((おとこ))がスピードを上げこっちに向かってくる。

獣人(雄)は十の手裏剣を避けながら迫ってくる。

獣人が攻撃を当てた瞬間に上坂のスキルを使ってわざと吹っ飛ぶ。

さっきみたいにものすごくは吹っ飛ぶ場なかったが少しでも神有達の方に近づけた。

同じ手を使えば次必ずバレる。スキルも見破られるだろう。


十「上坂のスキルあと2つ言え」

上坂「スキルは"3mの瞬間移動" "全力状態(フルアクセル)"」


3mの瞬間移動と全力状態(フルアクセル)は、名前そのままの能力だろう。徐々に移動するか?無敵が次に使用出来る時間は毎回必ず3秒………これならいけるかも………


十「上坂! 相手が攻撃したら、瞬間移動」


獣人が攻撃を仕掛けた瞬間にスキルを使用し少し後ろに時間を稼ぎ自分が攻撃する。

そして俺のスキル"五車の術"で怒りを誘うことができる。


ビンゴ! 怒りに任せた攻撃を無敵で受けて神有のところまで行くことに成功した。


十「木森と神有と今井に獣人((おんな))をお願いするよ」

木森「あ、分かった」

十「上坂俺等も獣人ボコボコにするぞ」

神有「殺さないくらいだよね?」

十「俺らじゃ殺せないと思うがな」


二手に分かれ俺らは獣人(男)を倒すことに、流石にスピードは上坂が劣る。


十「上坂! 全力状態(フルアクセル)だ!」


上坂の攻撃を少しでも当てるため相手の攻撃の軽減と上坂の攻撃を強化するためだ。獣人の攻撃を軽減して吹っ飛ばないようにする。そしてみぞうちをする。


十「まじか……まだひるまないか」


上坂に攻撃が当たる瞬間に上坂だけ瞬間移動をしてもらって俺が残るだから……


十「ひもで巻きつけられる!!」


十のひもに首をしめつけられ獣人は意識を失う


十「こ、これ死んだりしてないよな……」


十は意識を失った獣人をみて不安そうに上坂を見ながら言う。

木森たちの方はというと、ぬのでくるんだ獣人を引きずって持ってきた。こちらも意識はないようだ



△▼3時間後▼△



獣人の二人は、香ばしい肉の焼けた匂いで目が覚める。見た光景は、肉を焼いている5人組の姿だった。獣人たちは起き上がり逃げようとするが、体が縛られて逃げれないしかも見つかってしまう。


十「あ、起きたんだね。」

神有「え、名前とかあるの!」


神有が目を輝かせながら言う


獣人1「え、な、名前?僕がシラで妹がミラです。

お願いです。せめて妹の命だけでも助けてください」


獣人の一人が必死に懇願する。その話に今井が乗っかる。


今井「二人とも助ける代わり国民になってくれませんか?」

十「なんでお前が仕切ってんだよ。」


シラ「国民?それだけでいいんですか?」


神有「うーん、もとからふたりともも助ける気だったけど国民になってくれるとうれしいな」

木森「なんで、攻撃してきたの?」


ミラ「お腹が空いてて……」


そんなことかと十は思いシラとミラの、縄を解き焼いたお肉を渡す。


十「ほら、食べなよ」


獣人たちは、感謝してお肉を頬張った。


十「一件落着で国民もできた!」


十は喜びながら1日を迎える。

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特にこういうのは、細かく書きたいな〜と思って長めに書きました。

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