13講座 コピーじゃなくオリジナルで
異世界生活34日目のある朝〜
今日は、しっかり国を創るか(パワーワード)を自分の中で意気込む十がいた。パワーワードと言っても本当に行うから問題ないと行き当たりばったりなように考える。
木森「あ、おはよ~十」
十「他の奴らは?」
木森「まだ寝てる」
呆れながら木森は言うが木森もついさっき起きたような髪型になっている。
十「うん! ワカメだな」
木森の髪型を見てつい口走る…幸いにも木森は聞こえていなかったようだ。
木森「今日は何すんの?」
昨日のうちに塀をみんなで修理して、大きさだけ測ったんだったよな……つまり
十「場所の取り決めしようぜ」
木森「場所の取り決め?」
確か一番奥の塀から塀まで日本列島の半分くらいだったよな(ルド・ベキアの三分の一)……結構というかバカ広くね?と疑問に思う十であった。
十「振り分けは……まず俺らの国は丸いから水路を通すべきで、一番水があるところに農業地帯、その反対に工業とかで中間に住宅街かな?現に俺らの家は真ん中だし」
木森「え、この世界工業あんの?」
十「ないの?」
木森「いや、俺知らんし」
十「お前見学何してたんだよ?」
木森「いや、お前こそ」
ギャーギャーと2人で騒ぎあっていたところに十の足にピノが尻尾を巻き付ける。
十「ピノ! 起こしちゃたか、ごめんなー」
ピノがキャンと可愛く鳴く
木森「結局……工業ないならどうするの?」
十「それは……学校を作ろう教育第一」
木森「教育なんて俺等の元いた世界でも勉学は衰退してっただろ」
十「だからこそだよ、木森くん(カッコつけながら言う)」
確かに元いた世界は、本当に頭の良い人でなければ勉学という教育は滅多に受けないし、なんなら家での教育のほうがキツいからやらない人が多くいた
十「縛りの少ない国をつくりたいな……」
木森がしょうがなそうにため息をつき、今起きた上坂を呼び農業地帯にする場所まで行った。
十「てかこの世界の国広いのになんで歩きで行けるんだ?」
そんな世界の禁忌のようなことに十は触れそうになった。
俺も住宅たくさん作るか!と意気込み作業をしようとしたが神有が何か手伝えないか聞いてきたので木森たちの方を手伝ってこいと言う
一方そのころ
(今井は、爆睡中であった)
今井「くがーくがーそれはなんせす(寝言)」
お昼すぎ
十「ふぅ……三軒完成!!」
十が少し休むため地面に座って横を向くと上坂が後ろ走りで叫びながら穴を掘る
十「何してんだ、あいつ」
水路をつなげているようだ、今気づいたが俺らは、魔法を覚えれば水路いらないかもな……
今井が寝ぼけ姿で言う
今井「魔法をまだ知らない子供などがいたら役に立つでしょう」
今井の言葉を無視して程よく時間が経ったころ
水路(簡易)が完成した。
十「人が住むには十分なくらいにはいいだろ」
初めての国造りは、果たして成功するのだろうかそして住民は来るだろうか?
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今回は、少しでも経験を積んだとう達はどのような成長をしたのかを書きたかったから書きました。