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12講座 淡い帰路と青いピノ

正義の王「歩いていくのか?」


十「はい!そうです。ありがとうございます。」

神有「歩くの〜面倒〜」

上坂「ありがとう ございました」

今井「感謝します」

木森「ありがとうござぃます」


二泊三日したそして自分たちの居場所(いえ)に帰宅するところだ

正義の国からの出口の少し前の(50メートルくらい)ところで降ろしてもらいその帰宅を楽しむのが久しぶりにしてみたくなってしまったから……

正義の国の中身を見たいのもあってこの選択をした


神有「いちご売ってる!見てみて」

十「いちごなんて何回も見たことあるだろ」

神有「元の世界でも一万円で高いし」


値段を見ると一銅貨だった…安い買うか?いや、お金が……少し勿体ない気もするクソ悩む


神有「てかさ、こんな大きいのにスラム街みたいなのなくない?」

木森「確かに…どうなんだろ」

十「あったら、それは正義なのか?」

今井「ルルアさんが、正義とは自分の正義を疑わないこととおしゃっていたのでわからんですな」


あの王様は、素が見えないからなんともスラム街があってもそのルルアの論だと成り立つからな…


神有「まぁ〜面倒くさいことは、考えないにしようあとその中身の確認で歩きにしたんだろ」


神有は呑気な奴だ……

そんな間に出口の門についた

スラム街も無かったし以外に早かった


神有「え~もう門まできちゃたじゃーん」


なぜだろうか、馬車で行くよりも歩きのほうが速く感じた。やっぱり学校に登校・下校と同じような感覚だなと思い少し微笑んだ。


神有「俺たちの家に戻って来たぞー」


神有が森に向かって叫ぶ


木森「厳密にはまだ着いてないよ」


そう木森がツッコミをいれ、神有は細かいなーと木森に言う


これから自分たちは今回の体験を得て何をすべきなのか何を重要なのかを国に取り入れどのように発展するのかを考えないといけないと今一度考える


神有「なんかさ……あそこで狼が群れてね?」

十「あ?………あぁ本当だな」


森の少し奥を見ると狼が群れて何かを取り囲んでいるように見えた。よく見ると体は濁った青い色の耳が白い犬のような生物が取り囲まれていた。


神有「助けたほうがよくね?」

十「うん、助けよう」


自分たちは狼に奇襲を仕掛ける。最初異世界(ここ)に来た時とは違い、各々が強くなり狼をバタバタと倒す。


木森「一件落着ってとこか!」

神有「このワンコ、足に怪我をしてる!」


十が包帯を取り出しそのワンコの足に巻く。まだ子犬で弱々しかったためと親が見当たらないため自分たちで保護することにした。


今井「名前でもつけませんか?」

十「名前?まぁいいけど」

神有「はい!ピノがいいと思います。」

今井「ネオアームストロング砲」

木森「うぅ~ん、林木(りんき)がいい」


一番ましな神有の意見のピノにすることにした。

ピノは、十の腕の中でぐっすり寝てしまった。


神有「十に懐いたかぁ〜」

今井「やはり十は、動物にモテますね!」


少し嬉しく、腕の中で寝てくれたピノを可愛がった。娯楽が少なかったからちょうどいいやという照れ隠しをした。

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