十一講座 正義政治(後半)
入ったお店は物置みたいな空間でホコリが舞っていた。ただ奥に物を組み立てる音がしていた。それと変な笑い声みたいなのも聞こえるが恐る恐る声を出す。
十「あ、あの〜」
???「しししし(一応笑い声)……これこれ」
見た目は、薄い茶色の髪で白い白衣と中に濃い紫色のセーターを着ていて目の周りにはくまがある…
え~この人ヤバいなーそんな顔をしながらなずっと見ているといきなりこっちを振り向く。このタイミングかよどうしようと思いながら
十「ここって…何のお店ですかね…」
???「お店じゃないよ」
まぁそうだよね、こんな不審者がお店するわけないよね。うん、逆に安心したでもこの状況どうしよう
(この思考たった0.5秒)
???「名乗らなかったね、私はルージュ・ベリー…
ベリーさんって呼びなさい!」
十「こ、こんにちはベリーさん私は十です……ここで何をしていたんですか?」
ベリー「私の仕事のアイテム作成だよ」
アイテム作成なんてのがあるのか、細かい作業しすぎで頭がイカれたんだな……
ベリー「今はユニークアイテムを作ってたけど見る?」
十「見せてくれるんですか!是非」
見せてもらった物は、藁人形みたいな見た目だ能力が見える"藁の人形"'考えた相手と藁の人形をリンクさせる"'っかなんか凄いし、強い制限はなく一度きりの使い捨てだこれがユニークアイテムっと言っても他のユニークじゃないのは知らないが……
ここは話合わせるか!
十「これは~すごいですね」
ベリー「そうだろ、そうだろ、わかってるね君は」
結構喜んでくれてよかった~
十「あの、いきなりなんですけど、この国について何かあります」
ベリー「いきなりだね…この国かやっぱり活気があふれてるねいつでも扉の向こうから楽しい声が聞こえてくるよ」
十「へぇ~そーなんですね」
上坂「なんだ~これ」
上坂は樽みたいな物を持ち上げていたその樽は、紫のようなボタンがついていてその周りは小さい宝石が張り付いていた。
十「ベリーさん…これ…な」
ベリー「それは触らないで!!」
上坂「あ…はい」
上坂がその樽をそっと置く
十「これは…なんですか?」
ベリー「これは魔物の群れを引き寄せる樽なんだ」
十「えぇ、なんでそんなの作ったんですか?」
ベリー「たまたま……」
たまたまで作っていいものではない気がする最初に戦ったゴブリンさえ強かったからこそそれがヤバイものに思える
ベリー「十くんたち、時間は大丈夫なの?」
時間のことを忘れていた、外に急いで出るともう日が落ち始めていた
十「ありがとうございました、ベリーさんまた会いましょー」
上坂「ありごとうごさいましたー 十速いよ〜」
十と上坂は急いで城まで戻る……
ベリー「そう、いつかまたね」
なんとも怖い笑顔をしていた…………………………
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