十講座 正義政治(前半)
前回
なんやかんや正義の国に行って
なんやかんやで政治の話を聞くことになった。
本編
十「正義の国の仕組みとは?」
正義の王「堅苦しいから、質問形式にしよう。」
神有「質問形式? 自分たちが質問するの?」
十「たぶんそうだろ」
木森「はーい、質問…税金はあるんですか?」
正義の王「一応、馬車税と過犯罪税があるな」
ルルア「ここのお金の価値はご存知で?」
十「知りませんね、教えていただけますか?」
ルルア「分かりました、ここの国には銅貨・銀貨・金貨があります」
正義の王「君たちの国ではそれぞれ百円、千円、一万円と数字は同じだ、だが物価はそれぞれ千円・一万円・十万円となるだろう」
今井「ややこしいですね」
上坂「な~に言ってんだ」
十「それ以下の金額はどうなるんですか?」
ルルア「それ以外は、アガリとサガリになります。」
正義の王「話を戻すと馬車税は、一銅貨で門を馬車で通るとき発生する。過犯罪税は、五アガリ日本円で五十円だ特別犯罪三回軽犯罪五回行った時に発生する」
へーそうなんだーと思う結構細かいような気がする自分たちの国はどう税金を課すか悩ましいけどこれを聞けたし満足だな
少し見ないと分からないものが多いと思うな
ルルア「お兄さま仕事ありますよね」
正義の王「え、あるの」
ルルア「あります、私がここから説明と案内をします」
十「いえ、私はこの国を見たくて街に行ってもいいですか?五人だと負担も多いと思うので……」
ルルア「もちろんいいですよ、お兄さま資金を…」
正義の王「はい、金額五枚ね」
十「ありがとうございます。」
上坂「俺もついてくよくわからんから」
木森「別行動でいいよね」
神有・今井「ルルアさんについていきます」
別行動をすることになった手持ちは金貨五枚、日本円の価値で五万円程度だが物価にすると五十万円か多いな……最初はどこに行こうか?
まぁぶらりたびだと思ってやるか
十「上坂! どこ行きたい?」
上坂「食べ物売ってる場所!!」
パット見、食べ物がありそうなお店はバームクーヘンって看板だなどんなお店だろう
十「上坂ついてきて」
お店の中に入る
どことなく豪華なもので値段も高いのだと考えたがメニュー表に銅貨三枚と書いてあったので空いてる席に座った……異世界は水を出してくれないのか…と思った流石に求め過ぎなのかもしれないが日本では出たぞと思う。
注文ってこれどうすれば出来るのだ、呼び出しボタンもないし他の客もいないどうしようそうすると店員が出てきて注文は決まりましたか?と聞いてきた少しホッとした
十「このギューステーキ2つとお水を2つ」
店員「お水は自分で出してくださいね」
どゆことと思ったら店員が「異世界人ですかもしかして」
十「そ、そうです」
店員にそうつたえると物珍しさに目を輝かしながらら水を用意してくれた。魔法って改めて便利なんだなと思った。
食べ終わって次のお店を探す
十「あっ、あれあのお店良さそうじゃない?」
文字が多めになってしまってすみません。
正義の国の言語が読めるのは神有くんの能力のおかげです。