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⑵『或る一つの、部屋』

⑵『或る一つの、部屋』



この部屋は、光を消して、闇に位置すれば、物の影で埋め尽くされた、訳の分からない部屋に変貌する。一体、何のための部屋なんだ、ふざけた俺の精神が施した、救いようのない部屋。俺は闇にする度に、ため息をつくのである。



しかしどうせなら、光の当てられた部屋のほうが、良いに決まっている。個体の中核の上方で、電灯が位置している。いつから現れたんだろう、と言う疑問はない。この部屋が出来た頃には、既にあったであろう、この電灯の寂しさを思う。



ドラゴンクエストに出て来る、キラーマシーンのぬいぐるみが、部屋の遠方で吊り下げられている。あれを購入したのは、どこで、いつだっただろう。そうだ、アマゾンで、良いなと思って、購入したのだ。或る一つの、部屋が、俺の記憶を取り戻す。

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