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⒃『或る一つの、部屋』

⒃『或る一つの、部屋』



或る一つの、部屋における、常識的範疇は、明確ではない。例えば、前述した、ドラゴンクエストのキラーマシーンは、非常識である。しかし、それが、ぬいぐるみ、であることが、場を常識的にする。何と、明確という言葉の疑わしきことか。



我々は、このように、様々なる意匠において、物事を規定しているのであるが、であるからして、我々はこの自己の部屋というものに、どれだけ自己が体現されているかを、自己で知るのである。俺の場合は、その一つに、キラーマシーンのぬいぐるみを、挙げておく。



それにしても、世界の根源には一体、何があるのだろう。そして、どうなっているのだろう。しかし俺にとっては、この或る一つの、部屋、こそが、俺の根源の一部なのである。見方によっては、この部屋が、自己の何たるかを、明証しているのだ。

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