第19話 事前準備準備
ブックマーク50件超えました!
ありがとうございます!
また、短いですm(__)m
あと、タイトルは誤字じゃないです。
とうとうやってきたデートの日。
動物園には10時頃に着くように、俺の家の前に9時に集合だ。
もちろん俺は駅に集合しようと言ったのだが、「……宇宙人、絶対遅れてくる」とのことで最悪呼び出せるようにということらしい。
俺は『とうとうやってきた』と言ったが、正確には6時間前にはやってきている。
そう、今は午前6時。
さらに言えば、今の俺は『とうとう』やってきた、というよりは、『うとうと』やってきたと言った方が正しい。
俺が6時に目覚めている理由なんて1つしかない。
徹夜だ。
昨日の夜、布団に入った俺は遠足前の小学生みたいに興奮で寝られなかったのだ!
時間がかなりあったので動物園の周り方とか、オススメのお昼ご飯など完璧だ。
ついでに、動物についての雑学なども調べたので、良いカッコできるに違いない。これでた、が…みも……
ガクッ
やばい!今寝かけてた!
徹夜から今のタイミングで寝てしまったら寝坊確実!
デートで寝坊など、男としてあり得ない!
今にも眠りそうな俺は、部屋にあった眠気防止の辛い飴を口に含んで、用意を始めることにした。
えーと、服は昨日の夜寝ようとする前に悩みまくってもう着た、財布はポケットに入れた、園内ガイドもスマホもショルダーバックに入れた、迷った時用のコンパスも入れた、念のためにゴムも買ってくるか?
そんなエロゲみたいな展開は無いな。
ん?ゲーム?
俺は制服のポケットの中を弄り、D○を取り出す。
肌身離さず持ってるこいつを忘れるところだった。
盗まれたりしたらシャレにならないし、大切な物を肌身離さずもっておくのは常識です!
あ、そういえば今日が異世界に行ける日じゃないか!
異世界に言っても2日もあれば余裕で魔王は倒せるな!
とりあえず充電器にD○をつなぎ、ベッドに座って電源を入れる。
《異世界でチートしよう‼︎》をスタートさせてスキルの選択画面に移る。
デートに使えるスキルがあるかもしれない。
とりあえず、今度始める時はメイが一緒だから、《言語理解》は必要。
後は、早めに帰ってきたいから、《ワープ》とかを取ってみてもいいかもしれない。
さっき覚えた雑学が無駄になるのは悔しいから、今回も《鑑定》はやめとこう。
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《ワープ》LV.1 MP30
無属性。自分と触れているものを一瞬で10メートル以内の思い描いた場所に移動できる。
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スキルはレベル1の時の説明が出るのでレベルMAXの効果やMPは推測するしかない。
これなら、MPは15くらいで距離制限がなくなるかな?
画面をスクロールさせて他のスキルも見ていく。
ほとんど名前だけで分かるようなスキルなので、説明までは読まない。
ん?《水面》?
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《水面》LV.1 MP10
剣術。水面のように相手を完全に模倣する事で相手の剣に自らの剣を当て、攻撃防ぐ。
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剣術系のスキルか。
ちなみに、スキルは魔術系、剣術系、鞭系の3種類が中心で、『〜抵抗』やアイテムボックスなどは違うが、基本はその3つに分けられている。
槍とか斧とかは剣術系に含まれるらしい。
剣術系は向こうで聖剣みたいなの手に入れて使ってみたいな。
いや、妖刀とか魔剣の方がいいか?
でも、この辺はデートには使えそうにない。
さらになんとなく眺めていくと、素晴らしいスキルを見つけてしまった!
ノクターン行きを覚悟しないといけないかもしれない。
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《絶倫》LV.1
「ピー」の時「ピー」が上がり、「ピー」の大きさ、「ピー」の固さ、「ピー」の太さが上がる。更に「ピー」回数が10倍になる。その姿は正に絶倫
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あー、決定だわ、来ちゃったわ。
これがあればもうなんの問題もないですよ。
伏せ字なのは、ジジイでもD○のソフトであることを意識したんだろうな。
あとは、前回は自分の魔法で死にかけたし、《魔法抵抗》を一応取っておくか。
これで俺が異世界に持っていくスキルは決まった。
《言語理解》
《ワープ》
《魔法抵抗》
《絶倫》
よし、眠すぎるので確認も程々に異世界へ出発ボタンを押す。
眠いから掛け声はいいや。
俺の視界は眠りにつこうとする瞼によって暗転した直後光の暴力に襲われた。
ありがとうございます!
マジで忙しいのでちょっと投稿きついですが短くても毎日投稿続けたいです。
この話と前の話は完結したら繋げたいです。
繋げたりできるんですかね?