48話 神よ・・・
えー・・・凄く短い上に色々酷いです。わ、笑えるとは思います・・・よ?(震え声
「ここか?」
「みたいよ。私も中には入った事が無いけど・・・」
冒険者組合の場所だけは知っていたオリビアに連れられて俺の目の前には、白い大きな建物があった。予想してた様な淀んで退廃的な気配はねぇな・・・むしろちょっとオサレですらある。
「さ、入りましょ」
「おう」
ここまで来て尻込みしててもしょうがねえ。男は度胸だ!
中に入っていくオリビアに続いて、俺も扉の中へと入っていったのだった。
「クソッ!! なんてこった!!」
「ああ・・・正に新たな世界の危機だ・・・神よ・・・」
「魔王と勇者を仲間も纏めて倒すなんて・・・も、もうダメだ!」
「・・・組合長!! 後生だから一晩だけオレの物になってくれ!!! 何だったら今ここで・・・!」
「貴様ーッ! やはりガチホモだったか!! や、止めろ! 俺のズボンから手を放せぇ!!!」
「絶・対・に・放すもんか!!! クソッ! 何でズボンなんか履いてるんだ!?」
「お、お前だって履いてるだろうが!! ま、待て! 脱げって意味じゃねえ!!! ギャァァァアアア!!!」
俺はオリビアの手を引いて冒険者組合を後にした。