ガンズ・トーキング
大量連載はこれにて終了。忙しいので次いつ更新出来るかは不明です。
料理はすぐ来た。最新鋭の設備が導入されている地下世界では、料理を作る時間などほぼ皆無だ。洋食のような独特の食べ物のセットが出てきた。
クロアは聞いた。
「そういえば、君の持っている銃はどんなの?」
「私の銃は、ウィンチェスターM1887型ですよ。サブで、ベレッタ92F型を持っているわ」
現在の銃は、旅人と警察しか使っていない。それ以外は、法律で厳しく禁止されている。戦争の火種になりかねないからだ。警察も、余程の有事しか使わないので、常時腰にぶら下げておけるのは旅人だけだ。
そして、新しい型番の銃は作られず、以前のものの改良型だけが作られている。性能の大幅向上と、光学技術付与以外は、何もいじられていない。クロアの持つルガーP08型も、元は非常に汚れに弱かったらしいのだが、今のものはどんなに汚れても壊れない。
「ウィンチェスターか。良いね、試し撃ちした時ルガーと迷った記憶がある」
「中距離射撃は任せて下さい!」
「分かった。任せる。それで、サブがベレッタなのはいいけれど、ライフルは持っていないの?」
「ああ。ライフルは、一番苦手なのでやめました」
クロアは、うんとひとつ頷いた。ライフルはいちばん使わないから、不要といっても過言ではない。クロアが持っているので、大丈夫だと思った。
クロアは暫く食べてから、
「君の射撃の腕が見たい。食べたら、射撃場に行かないか?」
と問うた。
ガンスリンガーとまで呼ばれる彼の直接の弟子になる事を認められる位なのだ。射撃の腕は相当な筈である。
ハクアは答えた。
「分かりましたッ!!射撃、見せます!――き、緊張するなぁ」「よし、じゃあ早速行こう!」
「勿論お安いご用!」
――妙なテンションの二人を見ながら、レスカは大盛りランチをがっついていた。
そして、思った。
(オレも、撃とっかな)
見ての通り、銃に関する知識はほぼ無きに等しいです……。
銃の話書くのに知識無くてどうするんだよ馬鹿!
という訳で、銃に詳しい方、初心者にも分かりやすく教えてくださるという心優しい方。教えてくださいm(__)m