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4日目〜唐突な変化〜

「なぁ古宮」


「ん?何?」


「お前って脚綺麗だよな」


褒め言葉なのかセクハラなのかよくわからない会話から今回の話は始まったのであった。



「どうした護。急にどうした。ついに溜まりすぎて言葉に出してしまったのか」


「うん」


「そうなのかよ。肯定すんのかよ」




翔の必死なツッコミが続く中、公の場で驚きの一言を言われた古宮はというと。


「ど、どのあたりが?」



顔を赤らめもじもじしながら聞き返していた。


「え?そういう反応になっちゃうの?俺驚きのあまりどうしたらいいのかわからないよ」


翔のツッコミなど無視して護は顎に軽く手を当て少し考えてからこう言った。


「そうだなぁ………まず全体的に引き締まっていて細い。しかしただ細いだけではなく太ももからふくらはぎにかけて綺麗な凹凸がある。そして今履いている黒のニーハイによって絶対領域が隔離され綺麗さを何倍にもしている。なにより筋肉質故に引き締まっているなどというわけではなく適度な肉の付き具合だからこれはもう」



「いつまで熱弁してんだよ」


翔が勢い良く体を乗り出してきた。誰も彼のドアップなどみたくないというのに。


「全くどうしたってんだ?そんなに息を荒げなくてもいいと思うぞ。」


「お、お前なぁ」


「まあ待てそんなに語るなというのであれば最後にこれだけは言わせてくれ」


「これ以上なに言うんだよ」


「俺は古宮の脚を触りたい!というか舐め」


「お前はこの作品をどうする気だあああああああ」


「ま、まだ心の準備が」


「なんでお前はそんな反応なの!?されること自体には問題ないみたいな発言だよそれ」



先ほどからツッコミが絶えない翔。息を切らせながらも止むことはなかった。そしてそのせいで地の文的なものやナレーション的なものが壊滅的なまで少ないのであった。


「文の情報とかどうでもいいから。なぁ護よ、一ついいか。これはどんな作品だ?」



「オリジナルの二次創作故にセクハラありその後の発展ありのR-18指定のギャグ作品」


「全年齢対象の軽い妄想作品にしかすぎねえよ」


「じゃあエロい展開とか一切ないんですの!?」


「お前どっからわいて出てきたんだよ。つーかねぇよエロい展開」


何時の間にかいた高橋はその場へとへたり込む。

「何紫のこと泣かせてるのよバカケル」


「およよよよ………」


「嘘泣きじゃねえか!つーかなんで俺のせいなんだよ」


「最低」


「護さん、あなたの性癖と妄想のが最低だと思うのは俺だけでしょうか!?」


『エロのない二次作品なんて主人公がいないギャルゲーだよ(ですわ)』


「なんでそんなに息ぴったりなの!?例えもよくわかんない上にそれもうゲームとして成り立たないから」


「はぁ………バカケルのことなんて置いてかえろうぜ」


護がそう言って帰り支度を始めると2人も呆れたような溜め息を吐きながら帰り支度をはじめた。


「え?何この疎外感。俺が悪いの!?俺がおかしいの!?あきらか俺じゃなくお前ら」


『はぁ?』



(ええぇぇ………みなさん超が付くほど怖いんですけどー。人として危ない気がして怖いんですけどー)


翔が呆然としているなか三人は帰ってしまった。


「ど、どうしてこんなことに」


翔がガクリとうなだれ膝を落とす。


A.作者がちょっとずつエロい要素を入れ始めようかな?とか考えたせい



「作品統一しようぜ!なんかこの作品崩壊の兆し見えちゃってるよ!」



翔のこの願いは届くのか。次回へ続く………?

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