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011

・・・・ある日の診察

香織「じゃ、心臓の音聞くわね」

美咲「どう?いつもと変わりない?」

香織「えぇ」

美咲「よかったー!」

香織は診察しながら美咲に聞く

香織「ねぇ美咲ちゃん…もしかして

   高瀬先生のことが好きなの?」

美咲「え…?どうして」

香織「美咲ちゃんと高瀬先生の二人の感じを

   見てるとそんな気がして。

   違ってた?」

美咲「もし好きだ…って言ったらどうする?

   先生は反対?」

香織「うーん…」

美咲「最初はほんとに鬱陶しかったんだよ?

   でも毎日先生の話を聞くうちに…」

香織「好きになっちゃった?」

美咲「………」

美咲「患者と医者が恋愛するのは

   だめなことなの?」

香織「………」

美咲「あんまり良くないことだよね。

   高瀬先生はあたし一人だけの

   先生じゃないんだもんね」

  「先生、あたし手術受けるよ!」

香織「え?」

美咲「病気治したいから!

   それに先生とも離れられるし。

   手術は海外でするから、しばらく

   戻ってこれないし、そのうち

   すぐ忘れるよ…」

診察を終え、美咲は部屋に戻る


・・・・・・

コンコンッ、、、誰かが部屋をノックする

美咲「入ってくれば?」

高瀬「手術受けることにしたんだね。

   香織先生から聞いたよ」

美咲「まぁね。」

高瀬「でも、なんであれだけ嫌がってたのに?」

美咲「先生、ここ座って」

高瀬と美咲はベッドの上に背中あわせで座る

美咲「別に嫌だったわけじゃない。

   ただ怖かったの。

   あたしの手術の成功率100%じゃ

   ないんだよ?残りの数十%は

   失敗しちゃうかもしれない」

高瀬は黙って美咲の話を聞く

美咲「ねぇ先生、手術成功するかな?」


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