なにぬねのデスゲーム
「な」にがどうなっているの?
私達は突然廃校に集められて、殺し合いをさせられる事になった。
首には鉄の輪。
どうやら逃げたら爆発するみたい。
「に」んげん扱いされていないわ。
射的ゲームで人を的にするなんて。
まるで玩具の景品ね。
馬鹿らしいゲームで次々と人が死んでいく。
きっと私もすぐに死んでいく。
「ぬ」れぎぬを着せられて、危なかったわ。
私は狼に内通する裏切り者なんかじゃないわ。
どうにか処刑を回避できたのは。
奇跡だと思う。
面白みのない人生を生きるくらいなら、死んだほうがまし。
そう思っていたのに。生きるために行動する力があったなんて。
「ね」え、デスゲームをクリアしたら何をする?
シンプルなバトルロワイヤルの中のふとした瞬間。
相棒としてここまで一緒に戦ってきた彼が問いかけてきた。
私は、何ももい浮かばない。
けれど、彼には色々とやりたいことがあるようだ。
「の」こされてしまった。
私一人だけが。
やりたい事がたくさんあった彼は死んで、何もない私が生き残るなんて。
生き残った喜びはない。
これからどうしようという困惑だけがあった。
日常に戻ったけれど、いつも何かが足りない感覚。
私は苦痛を感じていた。
そんな私のもとに、一通の血塗られた招待状。
ああ、分かった。私の生はきっと、あの場所にあるのだろう。