思い通りに行くことなんて円周率ぐらい。
「続いてのニュースです。昨夜、突然連絡がつかなくなったと通報があり20歳の男性が行方不明になり」そこで俺はテレビを消した。(こんなことあるわけねーだろ俺に、かんけーねや。と、フラグじゃねえか!フラグ!全く最近のこじらせ中二病はぁ)心のなかで(学校スタイルになってきたぜ。)そう思いつつ「はあ、学校行くかぁ」と、
寝ぼけながら歯を磨き、うんこして飯食って、
もう一人の自分となる。
キー。ガシャ。ガン!家から出ようとすると(痛って!)靴越しだが、足の小指をぶつけて一日が始まる。
(は!いけない。どうも!ワタクシ水面 雷でーす!♡性別は男!15歳で中学三年生で、好きな人は……あ、!二次元のかわいいツンデレ全般です。あぶねー。趣味はアニメを見ること!最近の悩みは自慰行為をしてからの賢者がながいことです。あぶねー今も誰か監視してるかもしれないだろー。自己紹介すんの忘れそうだったわ。)そう、これは二次元に恋をする、オタク陽キャの物語だ。
「おーい。かみなりー。あ、またお前自分の家の塀に決めポーズしてる。引くわ。やっぱ一緒に学校行くのやめていい?」
「わりーわりー!日課なんだ そろそろ慣れてくれよぉー」(こいつは土金 すぐる読み方はつちかねだ。どきんじゃないぞ?こいつとは小学校からの付き合いで親友)
「てめー、また決めポーズすんな、それ僕のこと紹介してんだろ。ぶっ殺すぞ。」世の中は物騒だ。
そんな口きいて僕っこってさらに頭もいい。ふざけんな。ギャップも好き。あ、男だからな。
ちなみに……ん?なんか俺のこと呼んでる?あと一つ言いたいことあるけどまあ、すぐわかる
「おい!ぼーっとすんな。遅れっから早く行くぞ」
「すまんすまん!はいよ。行くぞ!ダッシュだ!」
タッタッタッタッ。ガラガラガラ。間に合ったー、すると「おせーよ、こねーとおもったじゃん!!」
この人はえっと、ん?なんだっけ?あ!モブAくん。他にもその中にB,C,D…てな感じでいる。そして言いそびれたことが今わかるぞぉ
「みんな!おっはよ!ぎりぎりだったよー。」誰だと思う?すぐるです。この陽キャすぐるなんですよ!ちょーモテるし、
「ん?かみなりーなにみてんのー?ぶっこ……早く席つくぞー」毎日寒気がします。
「じゃー座っかー」
「おはよ。」(!?!?!?!?、これはドキッとしていない。びっくりしただけだ。それにしても音羽読ちゃんかわいいなー)
「?」
「お、おはよ。」(やべー!!おを2回言った!ミスったー!!)ちなみにらinはもってない。キーンコーンカーンコーン。やべ始まる。
そして、終わったー。学校だるー。
「おーい、すぐる帰るぞー。」
「おっけー」
下校道で……
「おい、すぐる第二のお前でいてくれよ。最初は寒気がするけど。」
「うるせー。こうしねえと友達が消えるんだよ。つかお前もつくってんだろ!」
ギャップだなぁ。 友達とか気にしなさそうなのに。
こんなつくってる俺ら、まじでなんかもう!
「はあー、もうくっそおもんねー!ここが二次元ならなー!」それと同時にいびつな扉が現れた。
「ん?」
「ん?」
同時に反応した。
「誰かー、あ、そこの人この扉なに?」
「………」
反応なし。
「何言ってるんですか?」
「は?」
「は?」
同時に反応した。どうやら見えていないようだ。
「おい、どーする?これ。」
「行くっきゃないっしょ!」
「う、うん!行くぞ!」
第二の自分たちを出して扉をぶちあけた。
おい、おい、「おい、起きろ、おい」
「おー、すぐるー?じゃない!誰だお前!」
「なにを言う!私は球体型日本人世話AIロボットもどきだよー。てかお前変なとこにワープしたな、かわいそうに
、森にワープなんて、はは笑」
「………」なんて?てゆうかここ森?笑われた?なんなんこいつ、球体が……ん?え?
「おい!一発で覚えろ!球体型日本人世話AIロボットもどきだ!」
ん?こいつ俺の心読んだ、読んだ!きみ心読める?
「当たり前だ!なんせ私は球体型日本人世話AIロボットだからな!」俺は体型らへんから言葉を重ねて
「うるせーーーーーーー!!」と重ねてやった。
「おい、ここはどこだ?お前がやったのか?あの扉か?お前がやったのか?!」
「半分正解。半分不正解。私はお前を助けるためここへ来た。上司に連れてこさせられたんだよ!くそが!お前があの言葉を発さなければ。」あの言葉?
「それは言えん。決まり出な。」
「そうかよ。で、ここはどこなんだよ。助けに来たんだろ?」
「おお、そうだった。ここは端的に言うと異世界だ。」
ん?なんて?いま?……「夢叶ったーーーーーー!!」
俺は 叫んだ。そして、ロボットに叩かれた。
そして、俺は思い出した。すぐるは?ギャップツンデレくんは?あれ?は?「おい!!」
「まあ、まてそやつにも球体型日本人世話AIロボットが付いてるから。」あ、そうかじゃあ大丈夫……かな?
「おい、お前強いのか?」
「世話がかりだ。そんなん知らん。」
は?心配だ。
「安心せえ、お前たちには共通の願いが2つ、単独の願いが3つ、叶えてやる。」共通の願い?生きてるってことか!
ロボットは無言で頷いた。とりあえず安心だが、
「どんな願いがダメとかある?」俺は伸びをしながら質問した。
「お前ら二人が会うこととか現実に帰ることとかはダメや」は?なんで?
「上司に言われたんだよ!」あ、そゆこと。
「じゃあ、どうすっかなーあ、言語は!日本語で通じる?」
「あー通じんかもなあ」
よし一個決まり!
「あ、すぐるはなに願った?」
「言えないけど少なくとも言語については話してなかったかなぁ。もう一つは以心伝心。考えろ、被らない役立つ願い」そうだなぁ、名字的に金はなんとかしてくれそうだし笑うーん食料!あ、でもあいつ食べること好きだから違うかもじゃあ、便利スキルみたいなのは?ありかも!「じゃあ、瞬間移動!」
「無理」 な、!?
うーんそうだなかっこいいから透明な仮面ほしーとか無理だよなー
「いいよ。在庫あるし」
「やっぱりだめですよねーってえ?あるの?」
まじか!あんのか!じゃあ失礼して
「言語と!仮面!」
「りょーかい!」
「あ、ノリでやっちゃった!まった!まった!」
「お前長いからなしや!」
「こうゆうのは熟考するもんだろ!?」
するとそのからは明るく光とは思えない程の青い光が輝いた。
俺の手元には仮面とこちらの世界の大量のお金があった。まあ、言語は今は試せんとして、もう一個すぐるの願いがあるはずじゃ?もしや頭に叩き込まれた?うーん。わからん!聞いてみるか、無理かもだけど。
「なあー、なんかもう一個の願いとかないのー?ロボットくーん。」
「テメー、省略すんなってもういいか、実際長くて言いづらいし、すぐるの願いの詳細は言えん。だかなお前の願いは役立つと言っていたらしいぞ」
「ロボ同士は情報共有か。なるほど、まあ教えてくれないのは知ってたし、でも役立つかー、よかったー!」
でも単独の願いは?いまはいいのかな?
「うん、今は決めんでもいい。ただし、使う場面は見極めてな、これがお前やお前たちの助けになるからな。」
「おっけー、そうだ、俺って現実に帰れんの?三次元に!きくのわすれてたな、まあさすがに無理っすよねー」
「できるぞ。」
ですよねー、ん?この展開どっかで見たぞ?戻れんの?
「なあ、戻り方なんてものはー……」
「当然、教えん。ヒントはこっちに来たときのことをよく思い出せ。そうすっともしかしたら戻れるかもな。」
「望みは薄いか。取りあえずこっちの世界の街にに行きたい、食料やらなんやらがほしい。金はあるしな。」
「いいだろう、案内してやる、あ、願い叶えるときはビューティフルロボットーー!っと叫ぶんだぞ。」
「そういえば叶えかた聞くの忘れてたけどなにそれ?ロボはせいぜいいとおかしロボって感じだぞ。」
「ばかにしてんのか!?」
まあ、それはいいとして俺たちは出発した。ちなみに、すぐるのいる場所は分からない、まあ知ってたけど。この森から南に進めば最初の街に着くらしい。
「なあ、あとどんくらいで着く?」
「うーん大体あと30分ってところだな。」
ながー、そういえば人に会わない。この道中誰とも会っていない。
「なんでこんな人いないの?もしかしてモンスターとか?」
俺は冗談めいたことをからかう感じで言ってみた。
「勘がいいな、正解だ。」
俺は有無を言わず、
「ビューティフルロボットーー!俺に戦闘技術をくれーーー!」叫んだ。突然。だって怖いもん。自分の命が一番可愛いもん。なにがぼくを犠牲にして!とか、実際自分の命です。
当たり前だ。
「びっくりさせんな!まあいい、わかった戦闘技術だな。これで一個目残り2つな。」
またまた俺の目の前にはいわゆる"ステイタス"があった。
ふーむ。な!レベルもあるのか!まだ1だけど戦闘スタイル?あ、剣、槍、弓とかね。ん?あ!あ!魔術師!!!
「魔術師!!」
俺の手元には杖とそれっぽい服があった。
「いいチョイスだな。名前的に水と雷の魔法が使えるな。」
あれ?こいつに名前名乗ってねぇなぁ!忘れてた。まあ知ってるからいいか。てか名前的にってふざけんな。炎が使いたかったーー!
すると、
「早速、おでましか!よしとりま、それっぽい名前叫ぶか!ウォータースタンプ!!!」はんこ型の水がウサギっぽいモンスターに襲いかかった。
「ふー。こんな感じか、よかったー血とかは出なくて、俺無理なんよ。血とか」あのウサギっぽいモンスターは消滅したなんか、シューってシュールだった。あは!うますぎ!
「お前の頭の中狂ってんな。黙れ私にも流れてくる。」
そうだった。こいつ心読めるんだった。はっず!
「す、すまんー」
「はあ、まあいい、でも使い方はそんな感じだ。ほんとは詠唱ってのをすんだけどな。まあいい魔術師センスがあるってことだ。良かったな。とりあえず"ステイタス"を見てみろ。」
そう言われるがまま俺は"ステイタス"と叫んだ。
「お!レベル上がってる!2になってる!ねえここでレベル上げしていい?!」
「日が暮れる前には街につくんだったらいいぞ。」
「しゃーーー!やってやるぜーー!」いつの間にか第二の自分が浸透してきた。
俺たちは最初の街についた。RPGかよ。最初の街って。それにしても、デカい街だ。人が今までとは考えられない量だ。まあいい。俺はレベルが15まであがりへんな機械の「お知らせ、サンダー武装を獲得。」と言うことで新たな魔法を習得した。でも、待ってほしい。俺が選んだのは魔術師。サンダー武装ってどう見ても近接なんじゃ……?まあいい!近接も遠距離でもいける最強ってことで、正直悲しい。そんなこんなでここのことを聞きながら街を歩いた。
「なあー宿ないのー。歩き疲れたー。」そうなんやかんやで2時間は歩いた、疲れた。
「私も疲れた。よし、行くか。こっからだとあと5分ってところだ。」お前ロボットのくせに飛んでるだろ。と、心のなかで思っていると、また、叩かれた。痛いんだよ硬いから。ゴンッっていうんだもん。また、叩かれた。もうまじ勘弁。
宿に着き、チェックインをしてると、きれいな髪の女性が通りかかった。明るい髪だが、鎧が黒くよく目立つ。冒険者的なことを聞きたくて話しかけてみた。や、やめろ!下心なんてないからな!この人ツンデレだったらいいなぁ……じゃねぇ!
「あの、冒険者の方ですか?」
「ん?見ない顔ですね。そうです。私はブラックライトです。」見た目の通りの名前だ。しかし、ツンデレではなかった。いや、まてデレてからが本番だろ!すると、叩かれた。また、叩かれた。痛い。このくだり飽きた。っと忘れないうちに。
「あの、ここの冒険者について聞きたいのですが、あ!俺の名前は水面雷、よろしくお願いします。」
「かみなり?珍しいですね。んー分かりました。明日、協会に行きましょう、そこのほうが詳しいですし。」
はい、モテ期です。世の非モテお疲れ。ガンッ。叩かれた。
「ありがとうございます。ぜひ、行かせてください!」俺はその場をあとにした。
宿の部屋に着き、今日の出来事を整理していた。
異世界来て、へんなロボにモンスター、なによりすぐる……ばっ!なくな!これは汗だ!っと、美だったなぁ、ライトさん。てか、言語ほんとに来てるわ。通じてよかった。
目標をたてよう。とりあえず、ロボから聞くところ、すぐるは、この街にいないらしい。つまり目標は一つ。色んな街に行ってすぐるをさがしてもう少し楽しんだら、現実、三次元に帰る。この異世界は二次元みたいな可愛い人、悔しいがイケメンが多すぎる。あー、モブABCDが恋しい。
俺はそのまま眠りについた。
初の投稿です。連載ですが、一人でも多く見てくれたら嬉しいです。最初なんで言いたいことはいっぱいありますが、ほお、出来はこんなもんか。というかんじで見てやってください!これからはみんな大好きヒロインを多くしていきたいです!では!