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リセスト  作者: トンボ
学園祭編
42/50

時を戻せる僕とファンクラブ2(42話)

秋風を感じ緑色だった木の葉の色も次第に紅葉を感じさせる季節となった

「こんな朝からいったい何の用事なんだろう…」

現時刻は朝の8時、副担任の丸先生に呼び出され僕は1人学校へと向かっていた

始業時間は朝の9時、いつもより1時間も早い登校だ。

ー(授業で使う実験器具の準備を手伝ってほしいんです)ー

昨日の丸先生の言葉が頭をよぎる。

副担任ということであまり関わりはないが丸先生は人柄の良さと新卒という若さで多くの生徒から支持を得ている先生だ。

「実験てなんで僕なんだよ、幸助とか風松でよくないか?」

そんな独り言をつぶやきながら校門前の坂を上り頂上へ差し掛かったその時だ。

黒いサングラスを付けた学ランの男が現れ僕にこういった

「お前が杉本だな、おとなしくついてこい。痛い目にあいたくなかったら無駄な抵抗はやめろ」

目の前の学ランはそういいながら坂を下って近づいてくる。

この目があった瞬間勝負を挑んでくる感じ…さてはこの人ポケモントレーナーだな?


《 学ランAが勝負を挑んできた!! 》

脳内でテロップが流れる


残念ながら手持ちのポケモンはいない

「すいません!!ポケモン勝負は間に合ってますので!!」

僕は学校とは逆の方へと走り出した。遠回りになるが裏口からなら校舎に入ることができるだろう

「おい!ターゲットが逃げたぞ!出てこい!No.2!!」

「なに!?No.2だと!?」


《 学ランAが学ランBを呼んだ!! 》


「へっ!お前にもう逃げ場はないぜ杉本!!」

学ランの掛け声とともに坂の下から新しい学ランが姿を現す。


《 坂の下から学ランBが現れた!! 》


「おとなしく捕まるんだな」

「無駄な抵抗はやめろと言っただろう?」

坂の上と下から学ランがじりじりと迫ってくる

「丸先生に呼ばれてるんだ!捕まるわけにはいかんのだよ!!」

僕は坂を全力で下りだした

「馬鹿め!自ら突っ込んでくるとはな!」

学ランBとの距離が腕一本分くらいになったとき僕は

右にボディ・フェイントをかけ左側をトップスピードで切り抜けた

「な、なに!?」

「箱庭先生に比べたらお前らなんてザルなんだよ!」

よし!このまま一気に裏門から入ってやる!

「おい!フォーメーションΔ≪デルタ≫だ!!もう一度囲め!!」

後ろから叫び声が聞こえた

「今度はフォーメーションΔだと!?」

だが何人呼ぼうと同じだ箱庭先生のプレッシャーを超えるものなどいない!

何度でもかいくぐってやる!


《 四方から学ランC、D、E、F、G、H、I、Jが現れた!! 》


お、おかしいドラクエのスライムでもこんなに呼ばないぞ、、、


《 学ラン集団に囲まれた!! 》


いや、『囲まれた!!』じゃないよ!なんで僕は囲まれてるのさ!!

リセットしても意味がないまた、不可避時間(おちんちんびろーん)か、、、

「まあいいさ、この人数くらい余裕だな」

何故だろう、こんな理不尽な状況なのに自然と笑みがこぼれる

「おいおい、杉本のやつ笑ってやがるぜ」

「本気でこの人数を相手に逃げる気か?」

「どうやら自分の状況も理解できないほどの馬鹿らしいな!」

僕に向かって学ラン集団が笑い出す。当然だ10人近い相手に囲まれている状況で逃げ出そうとしているのだから、普通の人間なら無理だろう。


ー”普通の人間”ならばねー



「かかれぇ!!」

「うおおおおおおお!!」

学ランAの掛け声を合図に集団が一斉に向かってくる

「ふぅ…」

僕は髪をかき上げこう言ってやった。



「お前ら主人公を舐めるなよ?」










それから僕が一瞬で捕まったのは言うまでもないだろう。





ーーーーーーーーーーー

そして現在の状況に至るのである。

「・・・」

目覚めると自分の体が動かないことに気が付いた。

なるほど縛られてるな。

今までの経験からか冷静に状況判断をする

まず、口ガムテープが貼られていて声が出せない

次に、体だが椅子に縄で拘束されている

最後に場所、どうやら科学室のようだ。

となると学ラン集団は丸先生の差し金なのか??

『ガララ』

状況整理がついたとき教室のドアが開いた。

先ほどの学ラングラサン集団がぞろぞろと入ってくる

そして最後に女性が入ってきた

「目覚めましたか?杉本君。おはようございます。」

入ってきたのは。。。丸先生だ。。。うん絶対丸先生だ。。。

「・・・」

「おや、口にガムテープがついてますね。No.1とりなさい」

「ハッ!」

『ビリリ!!』

丸先生の指示によりNo.1はガムテープを思いっきり外した

「痛っ!!産毛めっちゃ抜けた!!痛い!!」

この野郎、No.1!必ず正体暴いて八つ裂きにしてやるからな

「杉本君あなたがなぜ呼ばれたのかわかりますか?」

丸先生は不敵な笑みを浮かべながら僕にそう問いかける

「わかりません…」

なんでよばれたのかなんてそんなことはどうでもいいそれよりも、、、


「...丸先生はなんでSM嬢の格好をしているんですか?」


いつもスーツで身だしなみを整えてる先生が


”レザースーツ”を身にまとってる。


いつも生徒ひとりひとりに真摯に

向き合っている先生が


僕に向き合って”ムチ”を持ってる。


いつも優しくて笑顔な先生が


顔に”マスク”つけてる。


「私がどんな格好してようとあなたに関係ありますか?」

気のせいだろうか少し照れが見える。

「いや、別に関係ないですけどここ学校ですよ?」

「その場に適した格好をするのは大人として当たり前のことです」

うん、気のせいじゃない声震えてるもん!!

「果たして、学校でSM嬢の格好をするのはその場に適したことなのでしょうか?」

「・・・」

いや、黙っちゃったよ!?

「先生、今何歳でしたっけ?」

「...お黙り!!」

『ビシッ!』

「ア”ア”ア”ア”///」

明らかに痛いところを突かれ丸先生が乱暴に振ったムチが先ほどのNo.1にぶち当たる

「いてぇ...ハァハァ///」

「あ、ごめんなさい田中君!!」

いや、名前言っちゃうのかよ!?設定がばがばすぎないか!?

あと田中お前は絶対許さんからな?

「いや、大丈夫っす。なんならおかわりが欲しいくらいっす!」

「や、やめなさい!私にそんな趣味はありません!」


「いいな田中」

「俺も欲しいぜ」

「丸先生からのムチ打ちは金払ってでももらいたい!」


恥じらいを持ちながらSM嬢の格好をする副担任とムチで叩かれ発情する生徒

その周りを取り囲む変態達

...僕は朝8時に学校で一体何を見せられているのだろう。


「あ、あの要件は何ですか?早く解放してもらいたいんですけど?」

「そうでしたね、忘れていました。」

いや、忘れるなよ!あなたが呼んだんだろ!?

「まず我々の組織名を紹介します。たな…No.1!」

「ハッ!!」

丸先生に呼ばれ田中が一歩前に出てくる

「我々はー「「「美園奈津ファンクラブである!!!」」」

田中に合わせて後ろの学ラン軍団が声を出す

「はぁ!?奈津のファンクラブだと!?」

「そうだ!そして俺が会員No.1 田中だ!」

奈津にファンクラブ?この学校は馬鹿なのか?

「そしてここにおられる丸先生が会長である!」

先生が、、、会長??

「え、何かの冗談ですか?」

「いいえ、真実です。この学校に配属された初日に私は彼女と運命的な出会いをしたのです。」

バカなのか?

「上手く授業をできなくて落ち込んでいた私に彼女はこう声をかけてくれました」

ー「丸先生げんきないですね~お腹すいてるんですか?」ーと。あんなかわいい生物がいていいのでしょうか!?科学では証明できませんよ!?...しかし、残念なことに私の頭では彼女の魅力を解析することができませんでした。」

うん、この人も奈津もバカなのか?

「なので私は考えたのです!この学校に部を設立しようと!美園さんのことが大好きな人が集まれば私一人よりも美園さんの魅力を研究することができると思ったのです!!」

残念、正真正銘のバカでした。。。

「部活ってそんなの学校が通すわけないでしょう!?」

「あ、通りましたよ。」







ーもしかしたら、僕の周りってバカしかいないのかもしれないー














書こうと思っていたら気づけば2年がたっておりました。

久しぶりに開いたらpv数伸びててびつくりしやした。

今度はちゃんと最後まで書きやすのでおつきあいくだせぇ

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