時を戻せる僕と放送室2(14話)
職員室に連れていかれ先生の席の目の前で正座させられている僕たち
鬼の形相のまま箱庭先生は僕たちを怒鳴る
「不純異性交遊は禁止しているが、不純同性交遊
を許した覚えはないぞ!!」
え?このおっさんなに言ってんだ?
「特に杉本お前は何回か経験があるようだな」
「あの、先生言ってる意味がわからないんですけど?」
「お前らは放送室をなんだと思っているんだ⁉︎」
「いや、だから雑談が流れたのはわかりますけど
そんな不純同性交遊だなんてしてませんよ?僕たち」
「そうっすよ俺たちそんなことしてないっすよ扇風機つけたのは謝りますけど」
「ほう、シラを切る気か?」
拳を作る先生
「ちょっと待て!まだ俺たちを殴る気すか?」
幸助が本気で嫌がっている
「本当に僕たちそんなことしてませんよ!」
「これを聞いてもか?」
そう言って先生は僕たちにある音源を聞かせてきた
『よぉ倫太鍵取ってきたか?』
『うん取ってきたよ』
僕と幸助の声だ。
「先生これなんですか?」
「さっき放送室から流れた音源だ」
「それだとなんで、俺と倫太が放送室に入る前の声が聞こえてるんだ?」
「あぁどうやら、お前らの前に入った生徒がスイッチを切り忘れたみたいだな」
ちょっと待てよ確か僕の第一声って?
『お前はなんで僕を指名したんだよ?』
『いいだろ?お前とヤりたかったんだよ❤︎』
プツッ!
どうしよう・・・それっぽく聞こえてくる
『いたいよ!』
あれ?こんな感情込めてたっけ?
『そんなに怒んなよ間違えていれちまっただけじゃないか?』
主語がないぞ!これじゃ本当に不純同性交遊してるみたいじゃないか!
『てゆうか、なんだ?その感じだと経験ありなのか?』
まずいな次の僕のセリフ箱庭先生のこと言ってたよな?
『やられまくってめちゃくちゃにされたことがあるよ』
プツッ!
え?なんでそんなちょうどよく切れたの?おかしくない?
まさか・・・
「先生放送室に真ん中のスイッチの他に2つスイッチがあるじゃないですか?」
「あるな」
「どっちが校内放送でどっちが職員室放送ですか?」
「どっちも校内放送だ」
終わったな
なるほどな・・・僕がいつのまにかスイッチを押していたのは、あの時だったわけか
つまり、次に流れるのは
『おい!なんで抜いてんだよ!』
この言葉捉え方によってはまずいな
『幸助!なにまた差し込もうとしてんだ!』
『いいだろちょっとくらい?まだ足んねぇよ俺はもっと気持ちいい気分を味わいたいんだよ!!』
『おい幸助!なに抱きついてんだよ!離せ!』
『いやだ!絶対離さんぞ!!』
『ピッ』
『ゴォォォ』
『あぁぁぁぁ!き、気持ちいい!』
そこで音声が途切れた
・・・なんでだろう冷や汗が止まんない
「これでもまだシラを切る気か?」
「「・・・何も言い逃れできません」」
この音声を聞いた限りだと、幸助が一方的に僕を襲っているように聞こえるな
「今日のところはゲンコツ一発で許してやろう」
箱庭先生は満面の笑みだ。
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そして僕と幸助は頭にたんこぶを作り校舎を出た
「痛いなー!くそ!」
「あのやろう何がゲンコツ一発だ!何発も殴りやがって!」
「でも、幸助どうする?これで僕と幸助に変な噂が流れたら?僕お婿に行けないよ?」
「その時はその時だ」
「でも、七瀬にバレたらまずいんじゃない?あの音源全部校内に流れたんでしょ?」
「あぁ、あいつは箱庭よりもやばいからなそれなりに覚悟はしてるさ」
幸助の顔が引きつってる
暗いテンションの中僕たちは校門を出た
「ねぇりんちゃん?」
「ねぇ幸助?」
「「⁉︎」」
突然聞こえた声に僕たちは焦る
「「さっきの放送一体なに?」」
その声と一緒に前から奈津と七瀬が現れる
2人の手には拷問器具みたいなものが見える
「な、奈津⁉︎なんでここに⁉︎」
「七瀬これは違うんだ!」
日本にはこんなことわざがある
「一難去ってまた一難」と
『『ギャァァァァァァァァ!!!!!!』』
その夜はまさに地獄のようなお仕置きを僕と幸助は味わった。
14話目読んでくださりありがとうございます!




