大空に戦う
ケンノエが言うにはマドン城は上空にあると言う。
そこでそこでチイチイ達は再びスイーツ城へ向かう。
「上空を飛ぶのに飛空艇を作って欲しいだと?」
「うん頼むねんそうしないと何人もの人がマドンに殺されてしまう」
頼み込まれトーマは飛空艇を作った。
そしてそしてそれに乗り込む勇者達一行。
「頑張れよ」「僕の作った飛空艇だ乱暴に扱うんじゃないぞ」と瞬一とトーマが激励をかける。
「待ってください!」そんな時そんな時、もう二人の人物達がチイチイ達の元に駆けつけた。
「琴奈さんにノーナさん」そう現れたのはマドンの率いる悪霊の神々になんらかの被害に遭った人達で縁のある人達だ。
「弟の仇を是非討ってください」「ケタルお兄ちゃん!ノーナの力役に立ってる?」
とそれぞれ言う。
「うんとっても役に立ってるよ」「それなら良かった」
ノーナがにぱりと笑う。
(可愛いなぁ)とハーキはノーナの笑顔をみて綻んだ。
ケタルもそれは同じだ。
その彼女らにも声援を送られながら勇者達は決戦の場に。
ーーーマドン城。
そこでは信者達により中心に建つマドン像を崇めまくっていた。
「「マドン閣下万歳!マドン閣下万歳!!」」
信者達は必死にお祈りしていた。
一部疲れていて声が小さいものがいて、見張りの信者がそいつに鞭を入れた。
「お前なんだその弱った声は!!」
ローブで隠れていた顔が出る。そいつは老人だった。
「お許しくだせえ儂は声が出ないんですじゃ」
「じゃあ生きる資格ないって事だな代わりはいくらでもいるんだ連れていけ」
そして老人は連れて行かれ炎に撒かれる。
「「熱い熱い〜!!」」遠くから老人の阿鼻叫喚の声を聞いても信者達は必死にマドンを崇めた。
「ふはははそれこそが私が求めていたマドン千年王国だ!」
「お見事でございます閣下!」
下僕の悪霊の神々が深々に労う。
「しかししかし厄介なのはあの勇者達どもだ。勇者達は何人もの悪霊の神々を下した。なんとしても儂らはあの勇者達を殺さなくてはならない」
「お任せをお任せを」
ーーーゴオオオオォ。
チイチイ達の乗る飛空艇は上空に浮かぶ城、マドン城に近づく。
そんな時城から稲光が降ってきた。
ドドーーーン!!と轟音とともに飛空艇が揺れる。
「「うわーあっ!奴ら本気になり出したぞ!」」
「ウチの操縦の腕前を舐めるんやないでーーー!!」
チイチイはレバーを操りマドン城からの攻撃を回避しまくった。
「精霊達よ私達を守って!!」
ハーキが精霊の加護を放った。
すると精霊達がマドンの攻撃を食い止めているかのように辺りが静まる。
「砲撃が止んだ!」「これで突っ込めるでおりゃー!!」
チイチイ達はついにマドン城に乗り込む事が出来た。
「信者共よ勇者達を食い止めろ食い止めた暁には悪霊の神々にしてやる!」
「俺たちが悪霊の神々に!やりますやります!」
信者達が興奮しだすと彼らは人間の姿から魔物の姿に変貌する。
「「グオオオオガルルルル!!!」」
唸る魔物達。そいつらは元人間で信者だった者達だ。
「行け信者達よ!」
「「ウオオオォ!!」」
魔物達は勇者達をやっつけに向かった。
そしてそして、その繰り返しで魔物の群勢がチイチイ達に襲いかかって来ることになる。
「くっ魔物達め!フットトルネード!!」「浪速ハリケーン!!」
チイチイとフットが究極の全体攻撃で魔物をいなしまくる。
「はかぶさの剣を使った剣の舞!!」
ケタルが剣を抜いた瞬間、シャリンシャリンシャリンシャリン!!と言う音と共に光が放たれ魔物達は崩れていった。
華麗にケタルは着地。
「軽い、そしてそしてはかぶさの剣も僕の思いの通りに動いてくれてる」
特訓の成果を実感する。
「私も負けてられないな!断空薙ぎ払い!!」
ハーキも見事な剣技で魔物達をやっつけまくる。
そして「マドン様マドン様!!」と一味がマドンに駆けつけてきた。
「どうした?」「信者の群勢が勇者一行にやられてしまいました!」
マドンはニヤリとさせた。
「ここまで来たか勇者達めしかししかし全てが思い通りになると思うなよ」とそして独り言ちた。




