チイチイ父装備を求めて
かつてスイーツ国では戦争が繰り広げられた。
その戦いは難局を示していたがそれを逆転に転じ戦勝に導いた英雄がいる。
その名もチイチイ父。
チイチイ父は戦いに勝ち大地を作った。
そして次世代の勇者が力をつけた時の為に自身の着けていた装備を敢えて見つからないような所に隠した。
「…と言うスイーツ世界での伝説が残されてるねん」
チイチイが宝探索の間にこう説明した。
「うっひょおトレジャーハンターの血が騒ぐぜ!」
「そもそもフットさんにそんな血流れてるの?」
興奮冷め止まぬフットに横からハーキがヤジる。
「うっ、チイチイのいぬのはながあればな…」
フット固まる。
「ウチを頼りにすんなや」とチイチイ。
「おっそうだ瞬一陛下から貰った書物を読めば♪」
フットは書物を見る。
「確かレミラーマで更に宝探索が楽になるんだったな!」
フット達は攻略サイトを頼りにレミラーマの巻物がある場所に移動した。
レミラーマの巻物があるのはとある森。
いぬのはなでチイチイは宝の匂いを感じ取る。
そして巻物発見。
「やったぜ!これでレミラーマを覚えられる!」
呪文を全く使えなかったフット。
しかしこれでもう脳筋とは呼ばせない。
フットは巻物を開いたが複雑で読めず、疲れて眠りこけてしまった。
「ちょっと見せて私興味ある!」
そしてそのレミラーマの呪文はハーキが覚えられた。
結局フットは一人ではトレジャーハントは出来ない脳筋だった。
「結局人に頼らないとならないのか…」
「まあ良いじゃないですか。持ちつ持たれつです」
悔しがるフットをケタルが宥めた。
そしてケタルは言った。
そうですよねミントさん!
レミラーマの巻物を見つけた後、フット達はチイチイ父の残した装備集めに奔走した。
一部は海底のさらに海溝にあるらしい。
不思議な事に、そこには空気の泡によって成り立ち、圧力に屈する事なく鎮座する神殿がある。
チイチイ父が建てたとされる神殿だった。
「200メートル以降は下がれないみたいですね。圧力に耐えられない…」
「トーマにまた改造してもらうか…」
そしてまたフット達は船を改造してもらう事にする。
「本当に経費どれくらいかかると思ってんの?」
「すみませんチイチイ父装備がどうしても必要なんです」
ケタル、ハーキが頼み込むもトーマは呆れながら承諾。
そして更に圧力に耐えられるよう改造してもらい深淵にも潜れるようになった。
そして更に更に深い深淵に建物らしきものが見える。
「あんな所にもチイチイ父の装備が眠ってるのか?」
「チイチイ父って本当に何者?」
「ウチの父や」
「本当に蛙の子は蛙だな」
「どう言う意味なんよ?」
とにかくチイチイ父装備を守る門番と対決。
しかししかし攻撃力が高い上に全体攻撃、それも2、3回攻撃してくるのであっという間にボロボロになる。
「フット盾になれ!ハーキは双竜打ちや!!そしてケタルはフットにスカラかけたって!!」
「また俺盾役ぅ!?」
「わかった!」
「任せてください!」
チイチイの指示でそれぞれの役に回るパーティ。
そしてチイチイはハーキにバイキルトをかけ攻撃力を倍にする。
チイチイ自身かつては力があったがケタルのドナーとなり一部能力をケタルに分ける事となり補助しか出来なくなっていることが心苦しい。
「ゔぁおあああぁぎゃひいいいいんゔぇへへへぎゃひひひひひゔぁおんチイチイこんにチイチイいいぃ!!」
攻撃を受けまくりフットがぶっ崩れる。
「あかんザオリク!」チイチイがフットを復活させる。
復活したところでフットは渾身斬りで挑もうとした。
「フット何攻撃しようとしてるねんこのまま仁王立ちや!!」
再びチイチイはフットに仁王立ちをさせる。
「大変なんだからなもうっ!」
フットは喚きつつチイチイの指示に従う。
「双竜打ち!!」
ハーキが2体の竜を出現させて攻撃。
こうしてなんとかチイチイ父装備の一つを手に入れた。




