死闘
ソディとジーンが殺気を露わにして襲いかかってきた。
目標はなんとハーキ。
何せ、ソディジーンのグループは弱い者から狙う野蛮集団。
「きゃっ!」ハーキは不意打ちを受けてその場に転がる。
「良い表情を見せろよお嬢ちゃん!」
「ひひひノーナを痛ぶってた頃を思い出すなぁ楽しかったぜええぇい!!」
ソディジーンはヨダレを垂らしながら気味悪い笑みを浮かべた。
「くっ馬鹿にしないで螺旋打ち!!」
ハーキは恐怖で怯みそうになったがすぐに持ち直し螺旋打ちを放った。
「くっこのアマ本気にさせやがったな『ソディジーンコンビネーション』!!」
ソディジーンは一斉に技を放ってきた。
ハーキに大量のムカデと毒蛇が襲いかかってくる。
「キャアアア!!!」
少女はとりわけ虫や蛇に弱い。ハーキも例外ではなく大ダメージを受ける。
「ハーキ危ない!仁王立ち!!」
…かと思いきやフットがハーキの前に立ち、虫や蛇の群れからハーキの身代わりになった。
「このぉ女の子にましてや僕の妹に何するんだ!」
ケタルが剣戟をソディジーンに放った。
キイィン!!金属音がけたたましく鳴る。
「へってめえの力はその程度のもんか!」
ケタルは押し返される。
「ウチの仲間に手を出すな浪速ストレート!!」
一瞬助けてくれたのにと混乱していて攻撃出来なかったチイチイだが仲間が危険に晒されているのを黙ってはいられず攻撃した。
「痛てよっぽど死にたいらしいな!」
「もう一度行くぜソディジーンコンビネーション!!」
「何度も同じ攻撃は喰らわねえよ!!」
フットがそれをすぐさま弾く。
「ハーキ大丈夫?ベホイミ!!」
ケタルがハーキに駆けつけ回復魔法をかける。
「ありがとうお兄ちゃん」
「お礼はその後だ。今は戦いに集中しよう」
そしてケタルはハーキを起こす。
「この光景はむしゃくしゃするぜ」「イライラするぜ家族同士が仲良くしてるのを見るのはよぉ」
とソディジーン。
「へっわかるぜアンタらの気持ち。俺もだぜ」とフット。
「わかってくれるか強敵よ!」
ソディジーンがフットに友情を向け出す。
「わかるわけねえだろフットトルネード!!」
フットが騙し討ちで攻撃。
「フットよそちも悪よのう…」と瞬一。
「みんな相手は攻撃力も防御力も高い。油断しないでスクルト!」
ケタルが皆に防御の膜を張る。
「おりゃあぁ逆転打ちだぁ!!」
フットをはじめとする勇者パーティが一斉に攻撃を仕掛けてきた。
「この野郎イオナズン!!」
ジーンが爆発呪文で牽制。フット達はダメージを受ける。
「ぐはっやりやがったな!」
とフット。
「ウチも忘れんなやビーストモード!!」
とチイチイがビーストモードになり攻撃を放った。
ドカンドカンドカン!!チイチイが矢継ぎ早に攻撃を仕掛ける。
流石先代の勇者だけあってテクニックも戦闘センスも抜群だ。
しかし…
「効かねえなお嬢ちゃん。てめえはケタルに力と命を分け与えたせいで弱体化していると見える」
「なんやてうわぁっ!」
今度はチイチイが転ばされる。
「女の子ばかり狙ってんじゃねえぞぶんまわし!」
フットがぶん回しで反撃した。
「畜生俺達もビーストモードだ!!」
「なんやて!?」
なんとソディジーンがビーストモードになりだしフット達を一斉攻撃。
フット達は崩れた。
「くそ強すぎる…」
「ベホマラー!大丈夫かあんさん達…」
チイチイが回復魔法をかけたがベホマラーでは回復が間に合わない。
(くっ以前はベホマズンも使えたのに今のウチにはそれが精一杯や)
「ベホマラーでは間に合わねえよソディジーンコンビネーション!!」
ビーストモードに加えて大技も放ってきた。
「くそう仁王立ち!!」
フットが肩代わりするが崩れてしまう。
「くっザオリク!」
チイチイがフットを蘇らせるが戦況は難局を極めていた。
「このままではやられてまう…!」チイチイも全滅を覚悟した時の事だった。
「ベホマズン!」とそこでなんとケタルが最高の回復魔法でフット達を回復させたのだ。
「ハァハァ…」ケタルはMPを多く消費して息が上がる。
「大丈夫お兄ちゃん?」「僕の事より自分の心配をしろ」
若干ケタルの気は立っていた。




